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「古民家」の庭で花の写真を撮っているとき娘から「出来たよ〜」と声を掛けられたので振り返って撮った1枚。家族の写真は「記録」として撮っているのであって「ポートレートフォト」として撮っている訳では無い。そこそこ綺麗に写っていればそれで十分である。どこの誰に見せるわけでもないのだから。1枚1枚の写真のクオリティなんてどうでも良い。この8泊9日間の「避暑旅行」のあいだに何処に行って何をやったのかその記録がきちんと残せればそれで良いのである。家族写真を撮るには、小型軽量で"AF性能の良い"カメラが一番である。この写真、実はピントが甘い。「AF性能」という点においてX-T20とX-T30では格段の違いがある。たぶん、X-T30のAF性能はα7Ⅲよりも上だと思う。X-T30買おうかな〜(笑)。

FUJIFILM X-T20 + FUJINON XF90mmF2 R LM WR ISO400 F2.0 1/340 -0.33EV AWB ASTIA

家族写真を撮るには小型軽量でAF性能の良いカメラが一番だ_e0367501_12165274.jpg

もたもたしているうちにα7Ⅲを購入して1年になろうとしている。当たり前のことであるが、フルサイズセンサーであるα7ⅢがAPS-CセンサーのX-T2・X-T20を凌ぐ描写性能であることは間違いない。優秀なセンサーだと感じる。それに、「世界に冠たる」Carl Zeissのレンズを装着して撮影すればX-T2・X-T20では出せない絵を撮ることが出来る。ただし、そいうい写真を撮るためにはそれなりの「執念」が必要である。無造作に撮った写真でもセンサーやレンズの秀逸さが一目で分かるような写真になる場合も無いわけでは無いが、スナップ写真で「違い」を見せるにはそれなりの被写体を選び、相応の撮り方で撮る必要がある。一番違いを見せることが出来るのはポートレートフォトであるが、ポートレートフォトの場合、きちんとセッティングして撮影しないとセンサーやレンズの真価を絵にすることは出来ない。ストロボもレフ板もなしの100%アベイラブルライトでの撮影で良いのだが、こちらの指示にきちんと応えてくれるモデルさんで撮らない限り美しいポートレートフォトは撮れない。

α7Ⅲと3本の単焦点レンズはポートレートフォトを撮るために購入した。普通にポートレートフォトを撮るのであればX-T2・X-T20で十分だった。XF35mm F1.4 R、XF56mm F1.2 R、XF90mmF2 R LM WRの3本のレンズがあれば十分に素晴らしいポートレートフォトを撮ることが出来る。なぜ高いお金を出してα7Ⅲと3本のレンズを買ったのかについては再三書いた。ポートレートフォトを専門としているプロフォトグラファーが撮っている女性ポートレートを越えるレベルの写真を撮りたいと思ったからである。「プロ以上」のレベルを求めない限りα7Ⅲや3本のレンズを手にする必要は無かった。それ以下ならX-T2・X-T20で十分である。とても可愛らしいモデルさんが見つかったというのに、彼女が遠くに行ってしまったため撮ることが出来なくなった。それでα7Ⅲと3本のレンズは「箪笥に肥やし」となった。

X-T2・X-T20がどれほど優れたカメラであるかと言うことについてはこれまでに何枚もの写真を見せたが(たとえば”こういう写真”)、改めて写真を撮って見せても良いと思う。XF35mm F1.4 R、XF56mm F1.2 R、XF90mmF2 R LM WRの3本のレンズは本当に秀逸である。良い条件で撮影すれば、プロフォトグラファーのポートレートフォトに互する写真を撮ることが出来るカメラでありレンズであると思う。何度も書いたが、α7ⅢやZEISSのレンズが「必要」な理由は「悪い条件」での撮影においてだと言って良い。もちろん、良い条件でも差は出る。センサーもレンズも性能が上であることは間違い無いのだから。ただし、本当に良い条件で撮影すれば、X-T2・X-T20でかなりレベルの高い写真を撮ることが出来ると思う。ギリギリのレベルまで追求するのでなければα7Ⅲは必要だと思わない。

「彼女」は早ければ来春東京に帰ってくるかもしれない。帰ってきたら撮りたいと思ってはいる。しかし、もう撮らなくても良いとも思っている。プロフォトグラファーを越える写真を撮ったからと言ってなにがどうなる訳でも無いからだ。誰もが「これは素晴らしい!」と絶賛するレベルの写真が撮れたとしても、それを世に問いたいという思いは欠片も無い。私には、他者からの「賞賛」などどうでも良いことなのだ。撮ってみたいと思ったのは自分自身の深い「欲求」であって、自分自身が「納得」できれば他者からの評価などどうでも良い。

もしかしたらポートレートフォトを撮るチャンスがあるかもしれないのでとりあえずα7Ⅲと3本のレンズ(買ったのは4本のレンズだけれどズームレンズは勘定に入れない)は残してあるが、執着はない。あまり使わないのに所持しているのは勿体ないので処分してしまおうかとも思っている。α7Ⅲを持ち歩くよりX-T30が欲しい(笑)。α7Ⅲ + Distagon T* 35mm F1.4 ZAの組み合わせだけで持ち歩くなら「大きい」とも「重い」とも思わないが、X-T20にXF35mm F1.4 RとXF56mm F1.2 Rを持って歩く方が心地よい。大きくて重たいカメラは「仕事」用だと思うのだ。だから、たとえプライベートの撮影であってもプロレベルの写真を撮ることが目的であればα7Ⅲを使う。9月1日に「お百日」の写真を撮って欲しいという依頼を受けたのだが、その撮影はα7ⅢとPlanar T* F1.4 ZAとDistagon T* F1.4 ZAの2本を使って撮影する。「仕事」ではα7Ⅲを使うと言うことだ。

「お百日」の写真はEOS 5D MarkⅢにSIGMA 85mm F1.4と同50mm F1.4の2本で撮影しても良い。だから、α7Ⅲと3本のレンズを処分してしまっても問題ない。むしろ、α7Ⅲより5D MarkⅢで撮った方が良いかもしれない。5D3の方が肌の発色が奇麗だから。

実は、ほんとうにα7Ⅲと4本のレンズを処分することを考えている。あまり使わないのに所有していることを勿体ないと思うのだ。ただ、いまさら5D3を使うというのはあまり気が進まない。新しいカメラの方が優秀である点が多いからである。と言って、プライベートな使用と言うことを考えたらα7Ⅲの「必要性」なんて何処にもない。プライベートで撮る写真の多くは「記録」としての写真であるか、「遊び」としての写真である。そういう写真を撮るにはX-T20があれば十分である。小型軽量であることのメリットの方が遙かに大きい。α7Ⅲをどうするかはともかく、X-T2を全く使っていないのでこちらを処分してX-T30を買おうかな。X-T30ならこういう写真でも瞳AFできっちりつかまえてくれるだろうから。


by dialogue2017 | 2019-08-22 12:30 | スナップ | Comments(0)

百合の花(その4)

今度はXF90mmF2 R LM WR。ちょっとやりすぎかな(笑)。

百合の花(その4)_e0367501_19522668.jpg


by dialogue2017 | 2019-07-30 19:00 | | Comments(0)

文章だけだと殺風景なので写真を1枚掲載する。過去に2回ぐらい掲載している写真で恐縮であるが、タイトルに使ったレンズで撮影した写真であるし桜の写真でもあるので。今日は井の頭公園に行ってこんな感じの写真を撮りたいと思っていたのだけれど…

今日使いたいレンズはXF90mmF2 R LM WRである_e0367501_11355147.jpg

今日は井の頭公園に行くつもりであった。少し写真を撮ってみたいのだ。今日は終日晴れの予報であったが朝起きたら曇っていた。昨晩就寝したのは5:30ごろ。昨晩ではなく今朝である。ボルダリングに行く娘を駅まで送っていくため9:30前に起きた。4時間ほどしか眠っていないと言うことである。50代までは4時間半眠っていればなんとかなった。しかし、60を過ぎてから最低5時間眠らないと辛くなってきた。基本的に6時間睡眠である。何時に就寝しても6時間で目が覚める。既に起床してから1時間たっているので目は覚めている。もう少し眠りたいという感覚はあるが、「眠い」というほどではない。ただ、身体がだるい。年取ってから変わったことは睡眠が足りないと身体がしんどいのである。

しかし、今から二度寝をする気にはなれない。1時間半眠ったら昼を回ってしまう。私はかなり「自堕落」な生活をしているが、流石に昼過ぎまで寝ていることはない。と言うわけでカメラを持って出かけようと思ったのだが、身体がだるいと重いカメラを持っていく気にならない。この間二度ほどα7Ⅲにレンズを2本持って歩くと言うことをしてみた。一度は24日に由比ヶ浜に行ったときである。この時は、α7ⅢにDistagon 35mm F1.4 ZAとFE85mm F1.4 GMを持って行った。α7ⅢはバッテリーとSDカードを入れた状態で約650g。Distagon 35mm F1.4 ZAは630g。FE85mm F1.4 GMは820g。合計で2,100gである。これをVANGURDの「VEO Discover 42」という小型のバックパックに詰めて持ち歩いた。このバッグの重量は2,050gある。予備のバッテリーと文庫本などを入れるとバッグの重量は4.4kgとなった。それほど重くは感じない。

山歩きをしてた頃には20kgのザックを担いで歩くこともあった。20kgのザックを背負って急登のある山を何時間も歩いた。それにくらべたら4.4kgなんて軽いものだ。山歩きの際はやむを得ないという割り切りがあるし、しんどくても背負って歩くしか無い。テント泊の場合どうしても20kg程度にはなる。重いザックを担いで歩くのは辛いので私はテント泊より山小屋に泊まることが多かった。山小屋泊であればせいぜい10〜15kg程度のザックで済むからである。しかし、街中で5kgのバッグを背負って歩くというのは快適なことではない。重くて辛いと言うほどのことはないが、背中にバッグを背負っていると言うことに煩わしさを感じるのである。私は若い頃から荷物を持ち歩かなかった。基本的には「手ぶら」なのである。小さな鞄を持ち歩くようになったのは50を過ぎてからだ。

バックパック型のカメラバッグは背負えることがメリットである。両肩に加重が分散されると軽く感じられる。しかし、背中にザックを背負っているのは煩わしい感じがする。そして、不便なことがある。レンズ交換をテキパキと行うことが出来ないのである。だから、私はほとんどの場合「DOMK F-4AF」を持ち歩く。ショルダーバッグなので片方の肩に加重が掛かるため長い時間歩くならバックパック型の方が楽だが、4〜5km程度しか歩かないのであればバックパック型より快適である。そして、レンズ交換がやりやすい。バッグは腰の位置にあるのでレンズの出し入れが簡単にできるからである。ただし、α7Ⅲを持った場合レンズは2本までしか持ち歩けない。VANGURDのデイパックであれば少々無理すればα7Ⅲボディとレンズ4本まで持ち歩くことができる。

流石に4本持ち歩くことはないが、3本持って歩くことはあると思う。Distagon 35mm F1.4 ZAとPlanar 50mm F1.4 ZAとFE85mm F1.4 GMの3本である。FE24-105mm F4 Gはスナップには持って行かない。基本的にスナップにズームレンズは使わないのである。まだα7Ⅲではほとんど写真を撮っていないので、3本の単焦点レンズを持って出かけて、それぞれでテスト撮影をしてみたいという思いはあるのだが、3本持って歩くという気にならない。3本持つと流石に重い。辛いと言うほどでは無いが、重い思いをしてまで3本持つ必要性がない。と言うわけで、由比ヶ浜に行った時にはDistagon 35mm F1.4 ZAとFE85mm F1.4 GMを持って行った。そして昨日はPlanar 50mm F1.4 ZAとFE85mm F1.4 GMを持って歩いた。

レンズを2本持つときには必ずFE85mm F1.4 GMを持って行く。35mmと50mmだと画角が近い。寄ったり引いたりすればどちらか1本でなんとかなる(本当はそういうものじゃないんだけれど)。35mmと85mm、50mmと85mmだと使用目的が明らかに違う。例えば27日に井の頭公園に行ったときにはXF35mm F1.4 R(135判換算約50mm相当)を使いたかったのだけれど、実際にはXF56mm F1.2 R(85mm相当)ばかりを使った。池の脇に咲く桜とボートを撮るためには85mmの方が良かったからである。85mmというのは意外にもスナップで使いでのある画角である。

α7Ⅲに慣れるためしばらくスナップに持って歩こうかと思っているのだが、その場合Planar 50mm F1.4 ZAとFE85mm F1.4 GMという組み合わせがメインになるだろう。やはり35mmより50mmが好きなのである。結局、XF35mm F1.4 R(50mm相当)とXF56mm F1.2 R(85mm相当)という組み合わせと全く同じ画角である。最近この画角の組み合わせは絶妙だと思うようになってきた。

XF56mm F1.2 RやFE85mm F1.4 GMを常時持ち歩く理由はもう一つある。なにかのきっかけで女性のポートレートフォトを撮る機会に恵まれたときに備えているのである(笑)。50mmでも十分ポートレートを撮ることが出来るが、やはり85mmの方が撮りやすい。50mmは思い切り寄って撮りたいのだが、いま出逢ったばかりの若い女性に思い切り寄って撮るような図々しさは私には無いのである(笑)。

さて、また長話をしてしまったが、たかだかスナップに行くのにα7ⅢにPlanar 50mm F1.4 ZAとFE85mm F1.4 GMを持って行くというのはどうにも気が進まない。しかし、そろそろα7Ⅲに慣れておきたいし、3本のレンズの特徴をきちんと掴んでおきたいので持ち歩くことにしたのだが、寝不足で身体がだるいととても持って出かける気にならない。今日の理想は、愛機X-T20にXF23mm F1.4 RとXF90mmF2 R LM WRの組み合わせである。27日に撮ったときには85mm(XF56mm F1.2 R)でも短いと思った。それに90mm(135判約135mm相当)だと奇麗に「前ボケ」を入れた写真を撮ることが出来る。XF56mmとの一番の違いは「前ボケ」だと思っているのである。

と何の意味も無い雑文を書いていたらちょっと薄明かりが差してきた。今から家を出れば井の頭公園に付く頃には晴れているような気がしてきた。しかし、書き始める前より身体が二倍ぐらい重く感じられてきた。もう、寝不足に堪えられる身体では無くなってきたと言うことである。年を取るのは悲しいことである。

出掛けるのは辞めて、1時間半眠って、起きた後2万字ぐらい書くか(爆)。

by dialogue2017 | 2019-03-31 11:45 | 写真とカメラの話し | Comments(0)

このレンズを買って一番最初に撮った写真。こういう背景になるともう焦点距離とかよく分からないね(笑)。"この写真”の1時間23分後の撮影。

2018年4月8日撮影。茅野の家。X-T2 + XF90mmF2 R LM WR ISO800 F2.0 1/220 +0.67EV AWB JPEG

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(10)_e0367501_03004884.jpg


by dialogue2017 | 2019-03-06 09:00 | モノクロ | Comments(1)

2018年10月28日撮影。由比ヶ浜。X-T2 + XF90mmF2 R LM WR ISO400 F2.0 1/2400 +0.67EV AWB JPEG

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(9)_e0367501_02065194.jpg

XF90mmF2 R LM WRは135判換算135mm相当のレンズである。私はいままで135mmレンズというものをほとんど使ったことが無いが、私の感覚ではポートレート撮影用のレンズである。風景写真でも使えるが、風景写真の場合70-200mm F2.8を使った方が断然使い勝手が良いので単焦点の135mmを使う人は少ない。花の写真を撮るのにも使えないことはないが、花を撮るのであればXF80mm F2.8 R LM OIS WR Macroの方が断然良い。スナップに135mmを使う人もいるのだろうが、私は使わない。やはりポートレート撮影用のレンズだと思う。曇天の日の撮影なので発色がいまひとつであるが"この写真”のような使い方がこのレンズの使い方の王道なのではないかと思う。ポートレートを撮るためにはモデルが不可欠である。私はポートレートを撮ってみたいと思っているが、誰かにモデルをお願いしてまで撮りたいと言うほどの執着はなかった。だから、このレンズで「ポートレートフォト」と言えるような写真は撮ったことが無かった。

そんなわけで、せっかく買ったのにほとんど持ち出すことがなかった。この日は、前の週に「三人娘」を撮った際に思うようにいかない点があったので機会に恵まれたらリベンジしようと思って由比ヶ浜に出向いたのだが、その際チャンスがあれば使ってみようと思いXF90mmF2 R LM WRを持って行った。そして、そういう機会に恵まれ僅かではあるがポートレートを撮った。その「新三人娘」の写真は先日(4)の中で紹介した。しかし、あそこまでアップで撮ってしまうと85mmなのか135mmなのかあまり分からない写真となってしまう。もっと引いて撮った時に違いがはっきりと出てくる。そういう意味では、上の写真は135mm(相当)らしさが出ていると思う。

波打ち際を歩いている時に見かけた女性であるが、立ち止まって1枚だけ撮らせていただいた。0123okkun君(ku君というのもおかしなものだが…)が魅了されるという「被写体が浮かび上がって」「ピントのあってるところはキレキレでなだらかなボケ」が表現されている写真だろう。

ところで、SONYからFE135mm F1.8 GMが発売されることが正式発表された。APS-CセンサーにF2.0でもこれだけ背景がボケるのだから、フルサイズセンサーに実焦点距離135mmでF1.8のレンズという組み合わせで撮った写真はもっとインパクトのある写真になるだろう。重量も長さもEマウントのSIGMA135mm F1.8 DG HSM ARTよりコンパクトだというのが素晴らしい。4月19日発売予定で実勢価格は220,000万円前後との予想である。FE85mm F1.4 GMとほぼ同じである。SIGMA135mm F1.8 DG HSM ARTの実勢価格が110,000円前後なのでほぼ倍である。当面手を出すつもりはない。もしこのレンズに手を出すようなことがあれば、その時にはFUJIFILMのカメラとレンズは全部手放そうと思う。

でも、遊びで江の島・鎌倉界隈界隈に行くときのことを考えると、X-T20にXF35mm F1.4 RとXF56mm F1.2 Rという組み合わせの方が幸せだ。スナップで使うにはXF90mmF2 R LM WRでさえ大きすぎる重いかどうかという問題ではない。スナップに大きなカメラやンレンズを持ち歩くのは"無粋”なのである。紳士はそういうことをしないものである。では、なんで買ったんだ(笑)。


by dialogue2017 | 2019-03-06 04:00 | カメラ | Comments(0)

2018年5月20日撮影。江ノ島。X-T2 + XF90mmF2 R LM WR ISO200 F2.0 1/8000 ±0EV AWB JPEG

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(8)_e0367501_22235148.jpg

(7)から10日も過ぎてまたXF90mmF2 R LM WRで撮った写真を掲載する理由は、先ほど「FUJIFILM Xシリーズのカメラとレンズは本当に素晴らしいと思う」にコメントが届き、その中に「dialogue2017様がこのあとにここ数日で載せてくれているXF90㎜の写真、僕は1番好きです。被写体が浮かび上がってきてます。ピントのあってるところはキレキレでなだらかなボケ」と記されていたからである。私としては、一度掲載したことがある写真を再掲載することに引っかかる気持ちもあるのであるが、最初に掲載した際のエントリーは閉じてしまっているし、その時には見ていない人も沢山いるだろうからあまり気にすることも無いのかもしれない。

以下に、初出の際に書いた「解説」を掲載しておく。「『背景』の『色合い』に『主題』の『色合い』を合わせている」なんていう話を読んで「目から鱗が落ちる」話だと思った(自分で書いたんだけれど・笑)。

この写真自体は別にどうといったことのない写真である。ただ、後ろ姿の若い女性を撮ったと言うだけのことである(実際、さっとレンズを向けてシャッターボタンを押しただけだ)。私は、この女性が撮りたかったわけでは無い。このレンズで人物を撮ってみたかったと言うに過ぎない。そりゃ中高年のおばちゃんの後ろ姿を撮るよりは、若い女性の後ろ姿の方がいいとは思うが(笑)。真面目な話をすると、まず「白い」Tシャツの女性を撮りたいと思った。もう一点、カラフルな色を含まない被写体を撮りたいと思ったのでこの女性を撮らせていただいたと言う次第である。

そういう色合いの写真を撮りたいと思った理由は色々ある。このレンズはコントラストが高めのレンズなので気をつけないとハイライトを白飛びさせてしまい易い。で、飛びやすい「白」を撮ってみたかったと言うこともある(その為露出補正を掛けずに撮った)。しかし、そういうテクニカルな理由は二の次のことであって、私は「夏っぽい」写真を撮りたいと思ったのである。この女性が、赤や黄色やピンクのTシャツを着ていたとしたら「すっきり」した絵柄とはならない。すっきりした絵柄にしたかった理由は、そうすることによって背景の「海」が生きるからである。

実は、この写真の場合、背景の「海」を見せると言うことが半ば以上の目的である。だからきっちり「水平線」を入れて撮っている。そして、「海」を殺さないため、あえて「主題」に目立つ色が入ることを避けている。「背景」の「色合い」に「主題」の「色合い」を合わせているのである。だから、「白い」Tシャツに「青い」パンツの女性を選んで撮ったのである。そうすることによって、「背景」の「海」に目が行きやすくしている。「青」と「白」でまとめることで「爽やか」な感じを狙っているのである。ただし、青と白だけだとすっきりしすぎて殺風景になるのでなにかアクセントの色が欲しい。で、左端に「緑」を入れた(もう少し控えめに入れたかったが準備して撮っているわけでは無いので…)。

私が写真を撮る際にもっとも気をつけていることの一つは、背景を選ぶ事である。時には、「背景」は「主題」以上に重要だと思っている。なぜなら、「背景」次第で「主題」がより生きてくるからである。映画と同じである。「脇役」が良ければ良いほど「主役」が輝いて見える。およそほとんどの物事は相対的である。何度も書いているように写真は「コントラスト」である。※追記。私はそういう「ノウハウ」を知っていると言うことであって、そういうノウハウを活かした写真をそんなには撮っていない。仕事でも無い限りそこまでする理由が無いからである。

さてこの写真であるが、このモデルさんをこちら向きにして、手前からストロボで柔らかく光をぶつけてやればそれだけで十分綺麗なポートレートになる。アップで撮るのであればレフ板の方が良いが、この距離だとレフでは光が十分に返せないだろうからストロボを使った方が手っ取り早い。ストロボならアシスタント無しでも撮れるし。モデルの髪の毛にはトップライトが落ちている。夏らしい(まだ春だけれど)明るい光が回っている。こちら側からモデルのシャドーを起こしてあげれば綺麗な写真になる。実際に撮っているのは後ろ姿であるが、このレンズを本来の形で使うときは正面から撮る。だって、後ろ姿を撮っても面白くないじゃない(爆)。※写真下に本文あり。


by dialogue2017 | 2019-03-05 22:30 | カメラ | Comments(1)

あまりにキレキレでエッジが立ちすぎているので「明瞭度」を落とした方がいいくらいである。そう言えば、写真家・飯塚達央君が発売日にX-T2を手にして使ったファーストインプレッションは「シャープすぎて眼が痛い」だったっけ。フィルムで撮っていた写真家って、ハイシャープネスの写真が好きじゃない人が多い。よく分かる。私はこの2年ほどネットに上げる写真に関してはある程度ハイコントラスト・ハイシャープネスで良いと割り切っているけれど、個人的にはそういう写真は好きでは無い。この写真は不自然なまでにエッジが立っているけれど、そこはRaw現像で調整できると思う。上手に調整すればこの立体感は得がたいと思う。

2018年5月20日撮影。片瀬海岸。X-T2 + XF90mmF2 R LM WR ISO200 F2.0 1/150 ±0EV AWB JPEG

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(7)_e0367501_03540312.jpg

by dialogue2017 | 2019-02-23 13:00 | スナップ | Comments(2)

嘘みたいな話だけれど、購入してからそろそろ丸一年になるというのに、このレンズで200枚撮っていないと思う。いや、100枚程度かもしれない。人物を撮るレンズだと思っているから使う機会が無いんだよね。だって、モデルさんがいないと人物写真は撮ることが出来ないから。そんな訳でこんな写真を見せるしかないんだけれど、もの凄く良いレンズなんだよね〜。このレンズでこれだけ撮れるんだから、α7ⅢにSIGMA 135mm F1.8 DG HSM ARTで撮ったらこれ以上の写真が撮れると言うことだよね。あのレンズ、Eマウントがあるんだよ(笑)。しかも、確か10万円ちょっと。Distagon 35mm F1.4 ZAやPlanar T* 50mm F1.4 ZAやFE85mm F1.4 GMに比べたら2/3〜1/2程度の価格なんだよ。友人たちは「買え」「買え」って勧めるんだよね〜(笑)。でも、私は85mmの「間合い」が好きなの。モデルとの距離感が近い方が良いわけ。でも、ポートレート撮り始めたら買うだろうな〜(笑)。今年は「七五三」撮ってお金稼ごう。写真撮ってカメラやレンズ代稼げるっていいよな〜(爆)。だって、沢山撮ったらプラスが出ちゃうって訳だからさ〜。凄いな〜(人ごと)。3月に成ったらスタジオライト組もう。

2018年4月22日撮影。長野県原村。X-T2 + XF90mmF2 R LM WR ISO200 F2.0 1/2000 +0.33EV ND4使用 AWB この立体感!

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(6)_e0367501_02170762.jpg

by dialogue2017 | 2019-02-23 12:00 | ポートレート | Comments(1)

割と柔らかい描写の写真を見せたが、このレンズの一番の持ち味はキレの良さ。この手帳を持つ手のあたりの立体感は凄いよね。五月蠅い背景なんだけれど奇麗にボケていて気にならない。私が海辺で写真を撮るのが好きなり優の一つは奇麗にボケた「青色」の背景の写真が好きだからである。こんな写真、この女性を眼にして1〜2秒で撮っているんだよね。彼女に10分間、いや5分間モデルに成って貰って撮ればもっと断然綺麗な写真を撮ることが出来るんだけどね。きちんとモデルになってくれる女性さえいれば撮れるよ(笑)。しかし、良いレンズだな〜。

2018年5月20日撮影。片瀬海岸東浜。X-T2 + XF90mmF2 R LM WR ISO200 F2.0 1/4400 ±0EV AWB

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(5)_e0367501_02102023.jpg

by dialogue2017 | 2019-02-23 11:00 | ポートレート | Comments(3)

1月に友人のプロフォトグラファーにこの写真を見せたら「『フォトテクニックデジタル』からの依頼撮影ですか?」と茶化された(笑)。まあそういう言い方で褒めて貰ったと言うことであるが、実際には酷い撮り方をしている。この時の撮影については「新三人娘」シリーズとして昨年10月に何枚もの写真を載せて撮影裏話を書いた(現在はファン限定公開)。彼女たちと出逢って数分後に、「よし、奇麗に撮ってあげる」と言って本人に胸の前でレフ板を水平に持たせて1分ほどの間に三人の女の子を3〜4カットずつ撮った中の各1枚である一人10秒ぐらいで3〜4カット撮っているわけである。交代するときに10秒ぐらい掛かるから一人10秒で撮らないと1分で3人を撮り終わらない(笑)。私自身は、前の週に撮った「三人娘」の写真で顔のシャドー部に「暗部ノイズ」が顕著に出たのでそのリベンジを果たすために撮ったのであった。しかも、この時が私の人生で二度目の女性ポートレート撮影体験であった(一度目は前の週の「三人娘」)。

この二人は10代なのでこのくらい明るい光で撮って正解。この年頃の女の子は健康的に撮ってあげるのが一番だ。しかし、もう少し大人の女性を撮る場合、もう少し日ぐれてから「淡い光」で撮りたい。ちょっと「憂い」のある雰囲気で撮りたいと思う。これくらいの陽の光からおしゃべりしながらノンビリと撮り初めリラックスして貰い一旦水分補給の小休止を入れたあと、(3)に掲載した「釣り人」を撮ったぐらいの「淡い光」になるまで、少しずつ弱くなっていく光で「彼女」を撮ってみたいと思っているのである。かなりいろいろな表情になる女性なので、光の変化との組み合わせでバリエーションのある写真が撮れるだろうと思う。

そういう撮影を月に1〜2回、1年間を通じて撮り通したらかなり素晴らしい写真が溜まるだろう。もちろん海辺だけで撮るつもりではない。桜の京都とか、初夏の尾瀬とか、紅葉の立山とか、雪の八方尾根とか季節毎に撮影地を変えて撮る。撮影時間以外のたっぷりあるリラックスしている時間に「素の表情」を沢山撮るつもり。多分、この「素の表情」の写真の方がかなり素晴らしい写真になるだろうと思う。どちらも、「グラビア」系の女性ポートレートのような写真とは別世界の写真を撮ろうと思っている。本当にナチュラルな女性の美しさを撮ってみたいのだ。


左の髪の毛が光を遮って顔に光が回っていないのは残念。しかし、まだ陽射しが強い時間帯だったので直射光を当ててしまうと肌を柔らかく出せない可能性もあった。で、この時はレフで起こして撮った。例えばこの子一人を30分撮り続けたらもっともっと素敵な写真が何枚も撮れるだろう。出会い頭でこれだけ撮れたら立派と自画自賛しても良いだろう(笑)。この時は3人ともアップだけを撮ったけれど、一人5分の撮影時間があったら引いたカットも沢山撮っただろう。顔のアップの写真ってあまり面白くない。「バストアップ」「ウエストアップ」「ニーショット」の方が可愛い写真になる。顔のアップはそういう写真の間に差し込んで使う方がいい。そしてアップの写真はもっと淡い光で撮りたい。

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(4)_e0367501_01225194.jpg

この子の写真が一番綺麗に撮れている。そのわけは、この子だけが頬に直射光が当たっていてその光が顔に回っているからである。10秒で撮っているので微調整などできていないが、身体の向きや顔の向きを微調整したらレフ無しでもっと奇麗に撮れる光である。こういう光の使い方で、もう少し日が落ちて柔らかい光になってからアベイラブルライトで撮ってみたいのである。

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(4)_e0367501_01231290.jpg

この子がトップバッターだった。帽子のつばで顔に光が当たらなかったためちょっと失敗している。で、二人目から少しアングルを変えて撮った。

XF90mmF2 R LM WRでの撮影例(4)_e0367501_01394565.jpg


by dialogue2017 | 2019-02-23 10:00 | ポートレート | Comments(0)