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つまらない写真を続けて恐縮であるが「ネタ」があるのである。この手の絵柄の場合「ビビッド」が合う。色鮮やかだからだ。「クリア」も合う。抜けの良い絵になるからだ。しかし、私が選んだのは「ディープ」。CSの中で「ディープ」だけは使い道がなさそうに感じていたのだが、いまは一番お気に入りである。地味な感じに魅力を覚えるのである。「渋い絵」を創ってくれる。これは多分「最短」で撮っていると思う。外は雨。

なぜDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAなのか(2)_e0367501_20322948.jpg

この1年ぐらい、ひとりで出歩くときに持ち歩くカメラはほぼX-T20で固定していた。江の島・鎌倉界隈界隈まで出向く際にはレンズを2本持って行くことが多かった。XF35mm F1.4とXF56mm F1.2 R。極論すれば私はスナップにはこの2本があれば十分である。もう1本所有して良いとしたらやはりXF90mmF2 R LM WRを選ぶだろう。でも、純粋にスナップのことを考えたらXF23mmF1.4 Rの方が良いだろう。いずれにしろ、3本持ち歩くことはしない。原則2本まで。スナップは軽快であるべし!

ひとりで出歩く際には「撮らなければならない」写真は無い。極端な話し1枚も撮らずに終わっても構わない。実際、カメラを持ち歩きながら1枚も撮らないと言うことが最近はよくある。流石に江の島・鎌倉界隈界隈まで出向いたときにはそういうことは無いけれど、あまり沢山撮らないと言うことはある。昨年秋から年末に掛けては、XF35mm F1.4とXF56mm F1.2 Rを2本持ち歩くことが多かったのだが、今年になってからはXF35mm F1.4 Rだけと言うことが多い(と言っても、今年は持って歩いてもほとんど撮っていない)。

「作家」にはひとつのカメラで撮り続けていると言う人が珍しくない。たとえば同じ6×6でもハッセルで撮っている人もいる。有名どころでは鬼海弘雄さん。あの方はもう半世紀近くハッセルで作品を撮り続けている。渡部さとるさんは近年6×6以外でも撮っているが、長い間6×6で撮り続けてきた。森谷修さんもほとんどローライ。Rolleiflexはレンズ交換出来ないのでずっと80mmで撮り続けてきたと言うことになる。Rolleiflexには80mmと75mmがあるが、この5mmの差は大きいと皆が言う。80mm党が断然多いが中には75mmの方が好きだという人もいる。

「作家」の場合、いや「作家」と言わないまでも「作品」を撮り続けている人の場合、同じ焦点距離のレンズで撮り続けていると言う人が少なくないと思う。完全に1本だけで撮っている訳ではないと言う人の場合でも、使用頻度が格段に高いレンズがあるというケースは良く聞く。今年の3月に拝見して素晴らしいと思った個展『失恋予報』の作者である越田健一さんは、X-T2やX-H1で作品を撮っている人であるがほとんどの写真はXF35mm F1.4 Rで撮っていると言うことである。他のレンズもたまには使うそうだが、展示作品の大半はXF35mm F1.4 Rで撮ったと言っていた。

渡部さんが語ったように「撮れる範囲が決まっている方が楽」なのだと思う。「楽」というか、自分が撮りたいと思う写真を撮りやすいレンズ(画角)というものがあるのだと思う。なかにはそういうことは無いと言う人もいるだろうが、大半の作家の場合そういうレンズがあるだろうと思う。田中長徳さんなどはいろいろなレンズを使って撮るが、21mmが凄く好きな方だと思う。詳しく知らないので確かなことは言えないが、もしかしたら撮っている枚数は35mmなどの方が多いかもしれないが、21mmに対する拘りは写真を見るとよく分かる。森山大道さんは21mmと28mmm。安達ロベルトさんも21mmが好き(彼はRICOH GR 21mmを愛用している。壊れたと言って悲しそうにしてたけれどその後どうしただろう?)。

ついでに言っておくと、私は28mmよりは断然21mmの方が好き。昨年4月始めにある写真家の友人(笑)からSIGMA dp Quattroの21mmと28mmを借りたのだけれど、もう断然21mmの方が撮っていて楽しい。21mmは魔力がある(笑)。それはそうだよな。チョートクさん、大道さん、安達さんらを”籠絡”するくらいだから魔力があるに決まっている(爆)。21mmはとても素晴らしいと思う。ちなみに、SIGMA dp Quattroはもう1年以上借りっぱなし。今年はまだ1度も使っていない。よし、近日中に使おう。

話しがどんどん広がってしまった。まあいいや。読んでいる奴など3人ぐらいだろうし、その3人は楽しんで読んでいるだろうから(笑)。話を戻すと、「作品」を撮っていたら"主に使うレンズ"は決まってくるだろうと思う。もちろん、いろいろなレンズで作品を撮る人もいるだろうが、よく使うレンズというものが決まってくる場合の方が多いと思う。「作品」を撮るというのうことはそういうことなのだと思う。なにを撮るにせよ、自分が一番しっくりくる「間合い」(焦点距離・画角)というものがあるのが普通だと思う。それは「生理的」なものと言っても良いかもしれない。

私の場合「作品」を撮ったことは無いし、今のところ撮りたいという思いも無い。いまだにいろいろなレンズで遊んでいたい方である。しかし、ある程度「真剣」にスナップしようとすればレンズは決まる。今の私は間違い無く50mmがメインレンズだ。50mm1本でも良いが、85mmと2本で撮りたい。FUJINON XFレンズで言えばXF35mm F1.4 RとXF56mm F1.2 Rである。この2本があれば十分である。スナップの王道レンズである35mmは要らない。「撮りやすい」から要らないのである。「撮りやすい」とどうしても「安易」に撮ってしまうからだ。撮りやすいと言うことは「汎用性」が高いと言うことである。そのメダルの裏側にあるのは個性を表現することが難しくなると言うことである。余談であるが、35mm1本で撮り続けていると言えば尾仲浩二さんである。いつか彼について語ってみたい。そのためには一度差しで飲まないと(笑)。

ああ、話しは纏まらないどころかどんどん広がってしまう。参ったな〜。このあとサウナに行って血圧を下げて(昨日今日は血圧が異常に高い)、家に帰ってきてから本を1冊読む予定なのに。まあ別に本など読まなくてもいい。いや、むしろこの続きを書く方を辞めた方がいいか(笑)。ということで、とりあえずここまで。どうでも良いけれど、FUJIFILMのレンズの話しばかり書いているけれど、タイトルは「なぜDistagon T* 35mm F1.4 ZAなのか」なんだよな〜(爆)。

(つづく)


by dialogue2017 | 2019-07-31 21:30 | 写真とカメラの話し | Comments(1)

娘がステンドグラス制作をしたお店で撮った写真。最短撮影距離までは寄っていないかもしれないがかなり寄って撮っている。

なぜDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAなのか(1)_e0367501_18300431.jpg

ひとりで出歩く際にはXF35mm F1.4 Rを装着したX-T20を持ち歩く。X-T2・X-T20を購入する以前にはLEICA X1を持ち歩くことが多かった。私が所有しているデジタルカメラで一番小型軽量だからである。7〜8年前はRICOH GR DIGITAL Ⅲを持ち歩いていたが壊してしまった。GRD Ⅳを買うことを考えたが、写真家の塙真一さんに唆されて(笑)LEICA X1を買った。彼が買った日に「お揃い」で買ったのである。私はアンチLEICAである。ブランド品が大嫌いなのだ。適正な価格であればまだしも、あのぼったくり価格は許せない。正義に反している。歌舞伎町あたりの"キャッチバー”みたいなカメラだ。だから、LEICAだけは絶対に手にすまいと誓っていたのだが、先に買った塙さんがファーストショットとして撮ってくれた私の写真を見てころっと逝った(笑)。JPEGの転んだ色がなんとも素敵なのだ。なんとなくコダクロームみたいな雰囲気でデジカメとしては"唯一無二”の魅力的な発色なのだ。それは他のカメラでは得がたい色合いだった。「これはコンデジでLAICAの内に入らない」などという都合の良い理由を付けて買ってしまった。しかし、購入後はモノクロ専用カメラとして使うようになった。秀逸なモノクロを出してくれるカメラである。

GRD Ⅲは大好きなカメラだった。持ち歩くのに最高のサイズである。センサーサイズが小さいのがちょと物足りないが、ブログに掲載する目的ならさほど問題はない。APS-CになったGRには食指が動かなかった。GRDより一回り大きくなったのが受け入れられなかったのである。もし、初代の"GR"が"GRD"と全く同じサイズであれば間違い無く買っていた。だから、GR ⅢがGRDとほぼ同じサイズになって発売されたとき、欲しいと思った。しかし手を出さなかった。いまの私にとって28mmの画角はあまりに広すぎる。なにせ、最近は35mmでさえ広いと感じているのだから。

好き嫌いがあることだから、「スナップに理想の画角は?」などということを論じても意味が無いとは思う。しかし、その上で語るならやはり35mmレンズが一番向いているだろう。昔から35mmはスナップの王道レンズと言われていた。「なに」を「どう」撮るかによって向いているレンズは変わる。その上でやはり35mmというのはとても使いやすいと思う。何故使い易いのかというと"被写体”を選ばないからである。私の感覚では35mmは「何でも撮れる」のである。

私が近年50mmが好きな理由は「撮れるものが限られる」からである。35mmに比べたら撮れる範囲が狭い。その「不自由さ」が良いのである。モノクロ作家にはRolleiflexで作品を撮っている人はもの凄く多い。代表的なひとりは渡部さとるさんである。私がとても親しくしていた3人の写真家と言えば、飯塚達央君、森谷修さん、渡部さとるさんであるが3人ともRolleiflexで作品を撮っている。近年親しく交流し幾度か「写真論」を語り合った亀山仁さんもRolleiflexである。みな、80mmのRolleiflexで作品を撮っている。6×6判の80mmの対角画角は53度である。135判に換算すると約44mm相当となる。50mmと35mmの間であるが50mmに近い。大雑把に捉えたら50mmとほぼ同じと言っても良いだろう。

渡部さとるさんと親しくなってすぐに聞いてみたことがある。その時、次のような会話をした。

(私) 「80mm1本で撮っていたら撮れないものが沢山あるんじゃ無い?」
(渡部)「そうだね。限られちゃうよね」
(私) 「他の画角のレンズで撮りたいと思わないの?」
(渡部)「思わない。ローライで撮れるものだけを撮る。撮れないものは撮らない
(私) 「凄い達観だね。僕にはできそうにない」
(渡部)「むしろ、縛りがある方が撮りやすいんだよ。撮れる範囲が決まっている方が楽なの」
(私) 「ふーん、そんなもんなんだ。僕は一生その境地には達しそうに無いな〜」

もう10年近く昔の話しである。この話を聞いたとき「凄いな〜」と思った。当時の私は、いろいろなレンズを"とっかえひっかえ”して写真を撮りたいタイプであったから。しかし、この会話をして1年たたないうちに、私は50mmでばかり写真を撮るようになっていた。そうなったきっかけはRICOH GXR A12 50mm F2.5 MACROというカメラ(レンズ)に惚れ込んだからである。GXR A12 50mmを使い始めてから私は「寄って」撮るようになった。まあ、当時は道端に咲いている花を撮ることが多かったので寄って撮る以外になかったという事情はあったのだが、その後、たとえば一人旅で神戸や京都などに行った際にもやはり寄って撮ることが多かった。首からGXRのA12 50mmとA12 28mmを2台ぶら下げてスナップをしていたのだけれど、7:3か8:2ぐらいの割合で50mmを使っていた。そのうち50mmだけを持ち歩くようになった。

私はX-T2・X-T20を使い始める前はEOS 5D MarkⅢがメインカメラだったが、スナップに使うことはほぼ皆無であった。ああいう大きくて重いカメラをスナップに使うというのは非常に"無粋”なことだと思っている。そのころ私がスナップに一番よく使っていたカメラはEPSON R-D1sだった。R-D1sには半世紀以上前の古いCanonのLマウントレンズを付けて使うことが多かった。28mmレンズである。R-D1sはAPS-Cセンサーなので28mmは135判換算で約43mm相当となる(対角画角は54度)。アスペクト比の違いはあるがRolleiflexの80mmとほぼ同じ画角である。

長くなってきたので以下は分割して(2)として書くことにする。

(つづく)



by dialogue2017 | 2019-07-31 20:00 | カメラ | Comments(0)

α7Ⅲファームアップ

5月16日にソフトウェアアップデート(3.01)が公開されていたのを承知していたのだがファームアップ作業をしていなかった。5月12日に井の頭公園でちょこっと写真を撮って以後写真自体を撮っていなかったので忘れていた。7月21日に動き回る子供の撮影をした際に、改めてα7Ⅲの「瞳AF」の性能があまり優秀ではないことを痛感し新しいファームウエアが出ていたことを思いだした。アップデートの内容は「動作安定性の向上」としか記されていないのでなにがどう変わるのか分からない。前回の「3.00」の際には6項目もの箇条書きがあって、どういう内容の改善が行われたかをアップデートする前に知ることが出来たが、今回は使ってみるまでなにも分からない。アップデートする前より「瞳AF」の動作がスピーディーになっていたり精度が上がっていたらとても嬉しいが、なんとなくあまり変わらないのでは無いかという予感がする。

α7Ⅲファームアップ_e0367501_15542409.jpg

by dialogue2017 | 2019-07-31 16:00 | カメラ | Comments(0)

明るい薔薇の花

なんだか下手くそな水彩画みたいでとても素敵な写真とは言えないが撮ったので掲載しておく。

明るい薔薇の花_e0367501_09354379.jpg


by dialogue2017 | 2019-07-31 14:00 | | Comments(0)

枯れた紫陽花

ちょっと写真を撮って見たい気持が出てきたので、枯れた紫陽花を撮ってみた。玄関を出て4歩。撮った枚数はこれ1枚。それ以上撮っていると蚊に刺されるのである。実物は色が褪せている。褪せていると言うより脱色したという表現の方がしっくりくる色の抜け方である。少しアンダー目に撮影してVelviaで現像し露出を詰めた。私自身の好みはもっとアンダーにして薄暗い雰囲気の写真にしたいのだけれど、人様にお見せするにはこのくらいの方が鮮やかで良いと思い明るくした。書斎を出て撮影して書斎に戻ってくるまで15秒ほど。お手軽で楽しい(笑)。

枯れた紫陽花_e0367501_09151674.jpg

by dialogue2017 | 2019-07-31 09:15 | | Comments(0)

この日のメインイベントは「ハイゼックス炊飯」であった。「ハイゼックス炊飯」についての説明は"ここ”に書いておいた。これはハイゼックス炊飯の作り方についての説明を聞いているシーン。右の瞳のピントが甘く見えるわけは光が写り込んで少し白っぽく成っているため。たくさん子供がいても、大口径レンズを使えば一人の子どもだけをクローズアップした写真に撮ることが可能である。小さい子供の真剣な表情はなかなか素敵だ。

SONY α7Ⅲ + Carl Zeiss Distagon T* 35mm F1.4 ZA ISO100 F1.8 1/100 +0.7EV AWB CS:クリア

Distagon T* 35mm F1.4 ZA 記録としての写真_e0367501_14521155.jpg

by dialogue2017 | 2019-07-31 06:00 | ポートレート | Comments(0)

百合の花(その4)

今度はXF90mmF2 R LM WR。ちょっとやりすぎかな(笑)。

百合の花(その4)_e0367501_19522668.jpg


by dialogue2017 | 2019-07-30 19:00 | | Comments(0)

百合の花(その3)

目の前に花があるのでまた撮ってしまった。今度はレンズを変えてみた。XF56mmF1.2 R。


百合の花(その3)_e0367501_18191217.jpg

by dialogue2017 | 2019-07-30 18:30 | | Comments(0)

百合の花(その2)

庭では風で花が揺れていたし、「真っ白」に撮ってみたいと思って花をもいで来て家の中で撮ってみた。書斎のパソコンデスクの上のEIZOのモニタの遮光フードの上に一輪挿しを置いてそれに挿して撮ってみた。あえて思い切りハイキーにしてみた。これもPRO Neg.Hi。なかなか面白い。白い花びらは美しいと思う。明日もやってみようかな(笑)。やはり素晴らしいレンズだな〜。

百合の花(その2)_e0367501_16391834.jpg



by dialogue2017 | 2019-07-30 17:30 | | Comments(0)