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左は写真家の渡部さとるさん。右は冬青社の高橋国博社長。この時、渡部さとるさんは「もう、デジタルか銀塩かという問いは問題外」であると高橋社長を「説得」していた。当然のことながら高橋社長は銀塩写真に対する強い拘りを抱いているのだが、渡部さんは「そういう区別は無意味」だと強く語っていた。私も前年12月22日に同じ場所で同じことを高橋社長に語ったので既視感のある光景であった。お二人の「対話」から私は多くのことを学んだ。それは「モノクロ写真」についての最高レベルの話である。写真は2018年3月20日に『ギャラリー冬青』にて撮影したもの。

『冬青社』高橋国博社長による写真家・渡部さとる評_e0367501_12511803.jpg

『ギャラリー冬青』を運営する『冬青社』の高橋社長のブログ『高橋国博の「目」』の本日付エントリーに写真家・渡部さとるさんについての話が記されていたので紹介する。原文はこちら→「渡部さとるワークショップ『H』について」「赤字」「青字」は引用に当たって私が色を付けた。


私と渡部さとる氏との付き合いは随分と長い。

2005年6月にギャラリー冬青をオープンして間もなくであった。


弊社にアルバイトで勤務をして戴いていた岩崎真樹さんのアドバイスに寄るものであった。

アドバイスと言うより推選と言った方が近いかも知れない。

渡部さとるさんの写真展をすることを!!。

写真作品集は4冊、写真展は10回を数える。

ギャラリー冬青では最多、回数をお願いしてある。

1月に行われた渡部さとる写真展には450人を超える来館者の方々に作品を観て戴いた。


さて、渡部さとるワークショップ「H」についてあるが、私も多くの方々を紹介させて戴いている。

その理由は幾つもあげられるが、主に7つだと勝手に思っている。


1.写真を撮ることの意味が良く理解できる。

2.写真を撮ることが面白くなる。

3.フイルムカメラから極端なことを言えばiphoneまでハード、ソフトともに学べる。

4.物撮りから街に出てカメラの使い方、レンズの使い方、光の感じ方などなど実践に即して学べる。

5.写した作品をセレクトをする喜びを学べる。

6.アートシーンと写真(史)の関係性が学べる。

7.卒業生も含めて、卒業展示が行われ、発表する喜びが体感出来る。


写真表現には3つの喜びがあると言われている。

a.撮る喜び。

b.編集(セレクト)をする喜び。

c.発表する喜び。

これらのことを体感しながら学べるワークショップは数少ない。


※更には先輩(2B・H卒業生)とソフト、ハードの情報交換が自由に出来る。

渡部さとる氏は自らがコレクターだと高橋は理解している、将来性のある、或は努力している、若き作家の作品や気にいった作品と出会えば、無理をしてでもコレクションをされている。

作家の苦しみ、喜びを自身の美意識と共に分かち合っていられる。

素晴らしい写真表現者としての姿勢、たがらこそ表現する喜びを知り尽くされているのだと高橋は感謝をしながら、思っている。


渡部さとる氏程、若き写真家の作品から古典作品まで幅広く研鑽している作家は珍しい。

とにかく受け入れることの早さは高橋の10倍は超えている。

様々なアート作品を受け入れ、学ばれたことを、惜しみなく吐き出し、伝えてくれる。


2月16日から4期目のワークショップを募集されています。

詳しくは「渡部さとる」ホームページか「foym.yun/@askh」をご覧下さい。


※(引用者注)「ワークショップH」についてはこちらをご覧下さい→「渡部さとる写真ワークショップ2B&H」



by dialogue2017 | 2019-01-31 13:00 | 写真とカメラの話し | Comments(1)

右はα7Ⅲ + Planar T* 50mm F1.4 ZA。私はスナップをするのにこんなに大きなカメラとレンズを持って歩く気にはならない。これは完全に「仕事用」機材である。左は初代α7 + Planar1,4/50 T*(Y/C)。重さもかなり違うが大きさが全く違う。このサイズなら持ち歩く気になれる。

Planar T* 50mm F1.4 ZA Planar1,4/50 T*(Y/C) Sooner T* 55mm F1.8 ZA_e0367501_17055771.jpg

ついでだから、Planar T* 50mm F1.4 ZAとSooner T* 55mm F1.8 ZAを比べてみた。α7 + Sooner T* 55mm F1.8 ZA(写真左)は軽い。持ち歩いても苦にならない重さである。しかし、レンズが意外と長い。Sooner T* 55mm F1.8 ZAを付けて出かけるぐらいならPlanar1,4/50 T*(Y/C)の方が良いと思う。僅か5mmの違いだけれど50mmの方が使い易いし。「40mmがあると良いのに」と書こうと思ったら思い出した。私はα7には40mmを付けて持ち歩いていたのだった(下の写真)。α7とα7Ⅲってボディの厚みも結構違うね。

Planar T* 50mm F1.4 ZA Planar1,4/50 T*(Y/C) Sooner T* 55mm F1.8 ZA_e0367501_17062390.jpg

α7 + MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2.0(写真下)。やはりスナップにはこれくらいのサイズが一番だ。見た目も一番格好いいし(笑)。それに50mmより40mmの方が使い勝手が断然いい(個人の感想です)。このレンズは繊細な写りでとても気に入っている。

Planar T* 50mm F1.4 ZA Planar1,4/50 T*(Y/C) Sooner T* 55mm F1.8 ZA_e0367501_17174389.jpg

そう言えば渡部さとるさんもα7にはMマウントレンズだ。以前はDistagon2,8/25を使っていたけれど、最近はSUMIMILUX-M f1.4 50mmが付けっぱなし。写真はつい最近のfacebook投稿写真から拝借。今度SUMIMILUX-M f1.4 50mm借りよう(笑)。

Planar T* 50mm F1.4 ZA Planar1,4/50 T*(Y/C) Sooner T* 55mm F1.8 ZA_e0367501_17232831.jpg
(499文字)


by dialogue2017 | 2019-01-30 18:00 | カメラ | Comments(0)

クリエイティブスタイルの「ディープ」で現像した。コントラストが弱めで品がある。この写真はレタッチで少し持ちあげている。元画像はもっとコントラストが弱い。こういうローコントラストで「上品」な絵柄が一番美しいと思う。いつのまにか日が長くなってきたな。16:08撮影。

書斎のカーテンに当たる西日_e0367501_16144688.jpg


書斎のカーテンに西日が差している。この写真で見るとあまり明るく見えないが、実際にはもう少しオレンジ色の明るい西日が差している。こんなに柔らかくて奇麗な光を見るとカメラを持って写真を撮りに行きたくなるが、自宅近隣で写真を撮っても面白い写真など撮れないので出ていかない。今月の6日と7日に二日続けて自宅周辺でちょこっとスナップをした。6日に撮った写真は「意味の無い写真」というタイトルで、7日に撮った写真は「古いカメラと古いレンズでスナップ」というタイトルを付けてこのブログに掲載した。自宅周辺で撮った写真なんてほとんどがつまらない写真なのだけれど、6日7日には動機があって写真を撮った。「クリエイティブスタイル」について「研究」するためであった。

写真を撮り始めてから13年間、私は「ピクチャースタイル」のようなものに全く興味が無かった。13年間EOS DIGITALを愛用してきたが、最初の10年ほどは「忠実設定」を使い続けた。その後3年ほどは「スタンダード」に変えたが、もっとも「無難」なセッティングであることに変わりは無い。2017年3月末にEOSからFUJIFILM X-T2・X-T20に変えたあと「フィルムシミュレーション」を使うようになった。EOSの「ピクチャースタイル」とは似て非なるモノだと思った。「フィルムシミュレーション」はとても楽しいと思ったし、写真によっては明らかに「これがいい」と思えるものがあった。しかし、それでも80%はPROVIAを使っていた。PROVIAは「スタンダード」である。極論すればPROVIAだけでも困らない。

α7Ⅲを購入してそろそろ2ヶ月が過ぎようとしているが、まだ1,000枚撮っていない。外出する際にはFUJIFILM X-T20を持って出かけるのでα7Ⅲを使う機会が無い。初代のα7を使っていた時には「クリエイティブスタイル」には全く興味が無かった。「スタンダード」しか使わなかった。しかし、α7Ⅲをちょこっと使ってみて「クリエイティブスタイル」を面白いと思った。一番気に入ったのは「クリア」である。かなりコントラストが強く、「アートフィルター」に近いと思う。どんな写真にも使える「スタイル」ではないが、かなり気にいっている。

一方一番使い道が見つからなかったのが「ディープ」である。コントラストが浅めで絵が「弱い」のである。その「弱さ」には独特の雰囲気があって魅力的だとは思うのだが、なかなか使い道が見つからなかった。しかし、昨日薔薇の花の写真を撮ってみて花の写真には使えると思った。「クリア」と「ディープ」は対極的と言って良いが、花の写真にはどちらも合う。「クリア」の方はインパクトのある写真になるので「一般受け」すると思う。対すること「ディープ」は「弱い」感じなのでその良さを判る人は限られると思う。しかし、「通」は恐らく「ディープ」の絵柄を好むだろうと思う。

自宅周辺でちょこっと撮ってみたり、薔薇の花を撮ってみたりしている理由は、あれこれと「クリエイティブスタイル」を使ってみるためである。α7Ⅲを使い始めるのは3月末からに成る予定であるが、その前に少し「研究」しておこうということである。本当は単なる「遊び」でやっているのだが、遊び方次第でそれは立派な「研究」になる。いや、立派と言うほどでも無いが…

下は「クリア」でストレート現像したファイル(ノーレタッチ)。コントラストが強いので白飛びしている。上の「ディープ」は少しトリミングしている。

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書斎のカーテンに当たる西日_e0367501_16393235.jpg


by dialogue2017 | 2019-01-30 17:00 | 家の中 | Comments(1)

ほぼ同じ絵柄で撮った"この写真”と色味が違う理由は撮影時間が1時間半も違い「光」が全く違うからである。あちらの方が奇麗な光であった。2枚を比べるとα7Ⅲで撮った写真の方が綺麗に撮れているがカメラの性能の差より撮影時の条件の違いの方が結果に大きく関係していると思う。こういう写真は光の当たり方が僅かに違うだけで結果が変わる。いや、どんな写真でもそうなのだ。たまにこういう写真を撮ってみると写真は「光」の使い方次第だと言うことが肌身に染みてよく分かる。こういう感覚は漠然とスナップをしているだけだとなかなか身につかない。

SONY α7(初代) + Sooner T* 55mm F1.8 ZA ISO800 F11 1/100(マニュアル) AWB CS:ディープ ISO800でも大きな問題は無い

これも初代α7で撮った写真_e0367501_15162955.jpg

(289文字)


by dialogue2017 | 2019-01-30 16:00 | | Comments(1)

昨日掲載した「190129薔薇(1)」以後の写真は「クリア」「ディープ」「人物」などのクリエイティブスタイルを使ってRaw現像したモノで「スタンダード」を使った写真は1枚もない。下の写真は「スタンダード」で現像したモノなので最も「無個性」的な描写である。だから、ひとつ前のエントリーまでに掲載した写真と単純に比較しても意味が無いが、初代α7とα7Ⅲの描写性能にほとんど違いは無いと言って良い。少なくともISO400までの撮影であればほぼ同じレベルの画質であると言っても言い過ぎでは無いだろう。Sooner T* 55mm F1.8 ZAの描写性能も素晴らしい。

SONY α7(初代) + Sooner T* 55mm F1.8 ZA ISO200 F3.2 1/320(マニュアル) AWB CS:スタンダード

初代α7で撮ってみた α7Ⅲと変わらない_e0367501_14015336.jpg

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by dialogue2017 | 2019-01-30 15:00 | | Comments(0)

CCDセンサーの良さ

こちらはSONY α7Ⅲで撮った写真。非常に良く写っている。ブログ上で見る限りひとつ前のエントリーに掲載した645Dで撮った写真にほとんど遜色ない。両者の差はほんの僅かでしかないし、このサイズで見たのではその違いはよく分からない。Photoshop上で見た方が違いが分かる。645Dで撮った写真の方が「厚み」がある。花ビラの乾燥した感じがよりはっきり伝わってくる。使う「クリエイティブスタイル」でかなり変わってしまうので一概には言えないがα7Ⅲの方が「小綺麗」に見える。言い方を変えるとデジタル画像という雰囲気が強い。多分、645Dの良さはCCDセンサーであることなのだろうと思う。CMOSより絵に厚みがあると思う。最近はまた全く使っていないけれど勿体ないことである。

CCDセンサーの良さ_e0367501_13291768.jpg

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by dialogue2017 | 2019-01-30 13:30 | | Comments(0)

真面目に撮ってみた

1枚真面目に撮ってみようと思って645Dを引っ張り出してきて撮った。645Dが発売されたのは2010年の4月のことであるから、そろそろ丸9年前のカメラということになる。デジタルカメラは2年サイクルで新モデルに切り替わっているので、このカメラは「化石時代」のカメラと言って良いほど古いカメラとなってしまった。使っているレンズなど30年ほど前のものである。しかし、α7Ⅲよりワンランク上の絵を出す。9年前のカメラが最新式のカメラを超えた描写性能である。センサーサイズのアドバンテージというのはそれほどまでに大きいと言うことである。※写真下に本文あり。

真面目に撮ってみた_e0367501_13183752.jpg

友人の写真家が作家活動を再開するという。何を撮っているのか聴いたら「枯れた花」とのことであった。「いいな。モデル探す必要ないし、モデル料も掛からない。自宅で撮れるから出かける必要も無いし、天候にも左右されない。最高の被写体だな」と茶化してみた。すると「そうでもないんですよ。なかなか自分が思ったように枯れてくれないんですよ」と返ってきた。なるほど。確かにそうだろう。「静物」を撮るとしたら「形」はとても重要である。しかし、彼の言うとおり、花は思ったような形に枯れてはくれない。自分の思ったような写真を撮ろうと思ったら時間が掛かるだろう。それでも、じっくりと撮影できるというのはアドバンテージだと思う。

昨日掲載した5枚の薔薇の写真と、今朝掲載した写真はかなり適当に撮った写真である。玄関前に咲いている薔薇の花の中から一番綺麗に咲いている花と、枯れている花を切ってきて花瓶に挿してダイニングテーブルの上に置いて撮った。今朝掲載した写真はキッチンで撮った。まだ咲いている花だったので昨日撮影が終わった後一番陽当たりの良いキッチンの窓辺に置いておいた。今朝はそれを撮っただけであった。

都合6枚の薔薇の写真を掲載したがどれもいまひとつパッとしない。まあそれはそうだ。ただ、花瓶に挿して地明かりで撮影しただけなのだからそんなに立派な写真ができるはずがない。で、1枚真面目に撮ってみた。その時、友人の言っていることが良くわかった。花瓶に挿したとき、花を思ったような向きに整えることが出来ないのである。思ったような間隔、思ったような向きにすることが全くできなかった。花の写真を撮ることの難しさを知った。毎週1回花を買ってきて枯らせて撮影するということを1年ほど続け、その中から20枚ほど選んだら立派な作品に成るだろう。もう少しきちんとセッティングして撮れば間違いなく素敵な写真が撮れるだろう。しかし、私にはそんな気長な作業は絶対にできない。

「作品」としての写真を撮るというのは、本気になって取り組むとしたらそれなりに根気の要ることだ思った。

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by dialogue2017 | 2019-01-30 12:00 | | Comments(1)