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(1)とは別の写真で同じことをやってみる。今度は一番上にPROVIAを掲載しておく。というのは、もともとはPROVIA前提で撮った写真だからである。私は平素99%の写真をカラーで撮っている。「記録」目的での撮影なのでカラーで撮るのが自然であるから。昨年3月以後この1年間は、FUJIFILM X-T2とX-T20でほとんどの写真を撮ってきたが、97%まではPROVIAで撮影している。PROVIAはリバーサルフィルムを模したフィルムシミュレーションであるため彩度もコントラストも高めである。ACROSはPROVIAよりシャドー側の階調が豊富である。そのため全体的な雰囲気としてPROVIAより柔らかい感じの写真になる。同じ光で撮影しても、カラーとモノクロでは適正露出が異なるケースがある。私の「眼」はPROVIA基準になっている。

以下の写真は、Rawファイルに各フィルムシミュレーションを適用してストレート現像しリサイズしたモノ。パラメーターは全く動かしていない。iPhoneで見ると各モノクロの違いは分かりにくいだろう。パソコンので見たとしてもブラウザで見ると違いはわかりにくい。しかし、Photoshopで開いて比べてみるとそれぞれの違いは一目瞭然。かなりの違いがある。

FUJIFILM X-T20 + FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS ISO400 F8.0 1/350(絞り優先AE) -0.33EV補正

【PROVIA】 JPEG撮りっぱなしファイル。

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【ACROS】 高彩度ハイコントラストのPROVIAだと-0.33EVでちょうど良いがACROSだと幾分露光不足(ハイライトが足りない)。

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【ACROS+Ye】 ACROSより空が落ちているが建物は明るくなっている。

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【ACROS+R】 Yeフィルター適用より更に空が落ち建物も明るくなっている。ACROSとの違いはかなり大きい。

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【ACROS+G】 建物が赤っぽいためACROSよりもかなり黒っぽく写っている。その差はかなり大きい。

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【MONOCHOROM】 「ACROS」以前からあるモノクロモード。PROVIAに準拠している。私はACROSよりこちらの方が良いと思うことが少なくない。

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by dialogue2017 | 2018-02-28 16:30 | モノクロ | Comments(0)

下に掲載した写真に関連して「モノクロ写真のトーンについての私論」を書いた。例によってちょこっと書いたら1,000字を超えてしまった。最後まで書くと短くまとめたとしても3,000字は超えるだろう。3,000字書くのは1時間あれば済むことだから最後まで書いても良い。いや、私は1万字を書くのに2時間ほどあれば十分なので、1万字書いても構わない。しかし、1,000字だって読む人はいないだろう(3人はいそうだけれど・笑)。で、書いた1,000字は削除した。そして、説明抜きに昨日撮った写真を1枚掲載しておくことにする。掲載する写真は「1枚」であるが、元の写真にモノクロ用フィルターを掛けたバージョンを3枚掲載するので元の写真と合わせて4枚の写真を掲載する。

撮影したのは昨日の夕刻。場所は国立駅近くの大学通りに面したビルである。大学通りというのはほぼ南北に通った道路でありこのビルは正面がほぼ真西を向いて建っているため、夕刻になると真正面から西日を受ける。道路を挟んだ反対側、つまり撮影している私が立っている直ぐ後ろにも5階建てのビルが建っている。その為、大学通りの西側2車線は完全に日陰になっている。そして、私の背中に建っている5階建てのビルが陽の光を遮る関係で、写真に写っているビルの下部にもシャドーが出来る。冬の西日とは言え、ビルの壁面にはガツンと強い光が当たっているため、ビルの上の方と下の方では輝度差がかなりある。ビルの上部を白飛びさせない露出(-0.3〜0.7EV)で撮影すれば下部のシャドーはある程度潰れる。

カメラはFUJIFILM X-T20。レンズはFUJINON XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS。いわゆるキットレンズであるが、かなり良く写る秀逸なレンズである。フィルムシミュレーションは「ACROS」。ISO400 F8.0で絞り優先AE。いつも通りであれば-0.3EVの補正を掛けるところであるが今回はあえて補正を掛けずに撮った。補正を掛けなければハイエストライトが白飛びすると分かっていたが、飛ぶのは一番光が強く当たっている場所だけなので±0EVで撮影した。マイナス補正を掛けてしまうとシャドーが潰れてしまうので可能な限りそれを避けるため補正を掛けずに撮ったのである。

以下に掲載する4枚の写真は、JPEGと同時記録したRawファイルをPhotoshop CCで開き、それぞれのフィルムシミュレーションを適用した上でストレート現像したモノである。長辺1600pixにリサイズしているが、フィルムシミュレーションを適用した以外、他のパラメーターは全く弄っていない。つまり、JPEGのセッティングでそのフィルムシミュレーションを適用した場合の撮りっぱなしと同質の画像ということである。

※追記。笑い話であるが、上の段落までの文章は1,001文字あった(笑)。

FUJIFILM X-T20 + FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS ISO400 F8.0 1/475 2018年2月27日 16:29:30

【ACROS】 ハイエストライトは僅かに白飛びしている。シャドーは潰れて見えるが実際にはそれほど潰れていない(ヒストグラム参照)。

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【ACROS+Y】Yeフィルターを適用。空が少し落ちACROSより雲がはっきりした。ビルは明るくなった。

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【ACROS+R】 Rフィルター適用。Yeフィルター適用より空が落ち雲が鮮明になりビルは更に明るくなった。

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【ACROS+G】 Gフィルター適用。全体的にはACROSに似ているが、ビルが黒っぽく成り全体としてACROSよりコントラストが出ている。

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※参考までに【ACROS】をPhotoshop CCのCamera Rawフィルターで開いた際に「白飛び警告」(赤い部分)が出ている画像をキャプチャしたモノを載せておく。写真右側の壁の白い部分とビル中央のガラス部分の二ヶ所が白飛びしている。露出補正を掛けなかったもう一つの理由は、ビルを中心に18%グレーに近い反射率の部分が多いと思ったからである。±0EVで撮る明るさである。

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※もう一つ参考に。Rawファイルを「PROVIA」でストレート現像したモノ。リサイズのみ。ついでながら説明しておくと、Gフィルターというのは一般的にはモノクロポートレートに使われるフィルターで「赤」が濃く出る。直ぐ上のGフィルターを適用した画像が、一番上のACROSよりビルの色が濃い理由はビルの壁面が「赤色系」であるためである。

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事のついでなので【ACROS】のヒストグラムを載せておく。PROVIAを別にして、Ye、R、Gのフィルターを掛けた2〜4枚目のモノクロ写真のヒストグラムもほぼこれと同じような形である。PROVIAはリバーサルフィルムを模したフィルムシミュレーションであるためコントラストが強く出る。その為モノクロ写真より「白飛び」も「黒つぶれ」も増えている。

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文章じゃわかりにくいのでPROVIAのヒストグラムも掲載しておく。「白飛び」「黒つぶれ」が増えている。

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by dialogue2017 | 2018-02-28 04:00 | モノクロ | Comments(0)

大学通り(2)

いまの季節、午後4時過ぎ頃にはこのビルにはガツンと西日が当たる。モノクロで撮ると上と下の輝度差が大きいため強いコントラストの写真になってしまう。シャドーを起こせば軟調になり匙加減が難しい。カラーだとそういうことは些細な問題になる。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 23:30 | スナップ | Comments(2)

大学通り(1)

大学通り。一橋大学正門から100mほどにあるビル。写真左奥が国立駅。撮影地点から駅までは250mほどか。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 23:00 | スナップ | Comments(0)

一橋大学(8)

西キャンパス正門を背に大学通りを挟んで東キャンパス正門を撮った写真。なかなか素敵なキャンパスである。PROVIA。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 22:30 | スナップ | Comments(0)

一橋大学(7)

言うまでも無いが実際はとても明るいが逆光で撮っているのでこうなってしまう。でも、こういう写真はわりと好きだ。ぱっと見目立たないがど真ん中にまんまるのゴーストが出ている。でも、昨日の日中使っていた某社のデジタルカメラだったらど派手に緑色の写真になっただろう。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 22:00 | スナップ | Comments(0)

一橋大学(6)

これはASTIA。PROVIAとASTIAの違いは思いの外小さい。この写真の場合ASTIAの方が木が僅かに赤い。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 21:30 | スナップ | Comments(0)

一橋大学(5)

逆光で酷い写りだけれど、私はそういうことは余り気にしない。基本的に、写真はとりあえず写っていればそれでよいと考えている。日記代わりに撮っているようなものだから。それに、フレアーは好きだし。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 20:30 | スナップ | Comments(0)

一橋大学(4)

西キャンパス正門を入って直ぐ右手の「兼松講堂」。PROVIAは無難な発色。でもやはりポジっぽいね。いまのデジカメは綺麗に写るよね〜。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 20:00 | スナップ | Comments(0)

一橋大学(3)

一橋大学東キャンパス正門前。Velviaは流石にこってり。夕刻のアンバーな陽射しがこってり感を増している。

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by dialogue2017 | 2018-02-27 19:30 | スナップ | Comments(0)