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2017終わらない夏(7)

この写真を撮る3日前に135mmを使ったばかりのせいか、90mm(実焦点距離60mm)のボケが物足りない。物足りないと言うより、この間合いだとこのボケ具合では背景がいくらか五月蠅い。とても綺麗に写っているが、メインの被写体と背景の距離感からしたら90mm(実焦点距離60mm)ではちょっと不向きだったと思う。もっとも、歩いてきて立ち止まって1秒で撮っている写真であって、作品を撮るというようなスタンスで撮っている写真じゃ無いので仕方ない。私は、これまでこういう感じの写真を撮ったことが全く無いので、こういう写真を撮って見て、このレンズの使い方が少しは分かった。絞りは開放(F2.4)。

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「水着姿の女の子の写真を後ろからこっそり撮るなんていやらしい」と思う女性もいることと思う(男性にはまずいないだろう。写真が好きな男性で女性を撮ってみたいという願望の無い人まずいないだろうから)。たとえ後ろ姿であろうと無許可で撮ることの可否を問われたら、全面的に自己弁護しようと思わない。しかし、この写真に「いやらしさ」なんて微塵も無いと言いきりたい。だいたい、夏のビーチの光景って健康的で爽やかだと思う。若い女性の水着姿って基本的には健康的で可愛らしいと思う。少なくとも私は、そこにエロティックさをほとんど感じない。

いい年をした男が、自分の娘より年の若い水着姿の女性にレンズを向けてファインダーを覗いている光景というのはいやらしく見えるかもしれない(私の娘は8歳だけれど)。端からそう見られたとしても私は甘んじて受け入れる。私だって、私と同年配の男が私と同じことをやっているのを見たらいやらしいと思うかもしれない。だから私は一瞬で撮る(笑)。

しかし、弁明するわけでは無いが、私の中にいやらしい気持ちは寸毫も無い。私は、「終わらない夏」というテーマで10枚ぐらいの写真を撮りたいと思って撮っていたのだ。それは「作品」ではないが、それに準ずるものかもしれない。私にとっては、そういう写真の撮り方をするのは10年ぶりぐらいのことである。

男を撮っても爽やかじゃ無い(笑)。「終わらない夏」を表現するには若い女の子の方がいい。妙齢の女性も悪くないが、30代ぐらいの女性を撮ると「色気」が出てしまうから避けたい(笑)。二十歳前後の女性であればそういう心配がない(例外はいるけれど)。くどいようだが、若い女性の水着姿って健康的で可愛らしいと思う。私は色気を感じない。

さて、ここからの話が笑えるのだが(?)、撮っているとき、私は水着姿の若い女性になどさしたる関心を抱いていない。勝手に撮らせて頂いてこんなことを言うのは失礼であるが、「終わらない夏」というテーマを表現する上での"素材”に過ぎない。

私が「色気」を感じているのは、水着姿の若い女性に対してでは無く、XF60mm F2.4 R Macroというレンズの"描写'にたいしてなのである。私には、レンズを批評できるほどの写真鑑賞眼はない。だから、あくまで自分の好みを語るだけだと前提しておくが、このレンズは「色気」のある描写をするレンズだと思う。

お気づきの方もいるかもしれないが(って、こんな文章読んでいる人いないかもしれないけれど)、私は"日陰”にいる女性を見繕って撮っている。カンカン照りの太陽の真下のビーチで撮っているのであるから、周りにいる女の子たちのほとんどは陽向にいる。私はそんな中から、"日陰”にいる女性を選んで撮っている。典型的にはこの(3)の写真がそうである。

私は、明るく元気はつらつとした写真ではなく(それじゃ「夏真っ盛り」になってしまう)、"しっとり”した雰囲気の写真を撮りたかったのである。そのために日陰にいる女の子を選んで撮った。それは私の好みであると言うこともあるが、XF60mm F2.4 R Macroというレンズの活かし方だと思うからである。いや、基本的には好みの問題かもしれない。私は、このレンズを使って花を撮るときも、"日陰”に咲いている花を撮ることが多い。メインの被写体を"日陰”に置いてしっとりと映し出し、周囲や背景を明るく写す、そういう撮り方が好きなのである。いや、好きだと言うだけでは無く、このレンズの描写性能が生きると思う。

とても良く映るレンズだと思う。素敵な描写をするレンズだと思う。上手な人が使ったらかなり素晴らしい写真を撮ることが出来るだろう。いや、私だって、美人のモデルさんを使い、アシスタントを2人連れ来て大きなレフ板やディフューザーなどを使って撮影すれば、そこそこのレベルの写真を撮ることが出来るだろう。プロカメラマンだからといって、もの凄く特別な事をしているわけでは無いのである。しっかりとセッティングし、モデルが綺麗に描写されるように光を丁寧にコントロールして撮っていると言うだけなのである(まあ、アマチュアカメラマンの多くにはそれは簡単なことでは無いことも事実であるが)。

この写真のレタッチをしているとき(と言ってもレベル補正だけであるが)、操作ミスで「ピクセル等倍表示」になってしまった。その画像を見て、このレンズの素晴らしさが改めて良くわかった。と同時に、X-T2のセンサーや映像エンジンが大変優れたものであると言うことも再認識した。それを忘れることがあるのは、私がX-T2の性能を十分に発揮させた写真を撮っていないからである。だが、私にはそれでいい。私は「遊び」で写真を撮っているのだから、楽しければそれで十分なのだ。



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by dialogue2017 | 2017-08-31 20:00 | スナップ | Comments(0)

2017終わらない夏(6)

当たり前の事だけれど、バウンス光無しの逆光は難しいね。でも、雰囲気だけという写真だってまったく構わないと思う。F4.5。

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by dialogue2017 | 2017-08-31 19:00 | スナップ | Comments(0)

2017終わらない夏(5)

シャワーのしぶきを撮りたかったのだけれど、光との関係ではちょっと無理筋なアングル。でも監視塔を入れたかったので…。F4.5。

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by dialogue2017 | 2017-08-31 18:00 | スナップ | Comments(0)

2017終わらない夏(4)

母親と息子のこの距離感がいい。私は後ろ姿の写真が好きである。色合いのせいかちょっと夏の終わりの雰囲気があると思う。写り悪いな。

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by dialogue2017 | 2017-08-31 17:00 | スナップ | Comments(0)

2017終わらない夏(3)

(2)の末尾に「しかし、私には"ひとつの方法"が残されていた」と書いた。私は昨日、家を出る際にちょっと考えた挙げ句、XF23mmの他にXF60mm Macoroを持って出たのである。XF60mmはAPS-CセンサーのX-T2に装着するとフルサイズセンサー換算で約90mmとなる。浜辺で水着姿の麗しき美女たちを「盗撮」するにあたってはまだ少し短い。27日使った135mmぐらいが欲しい。しかし、些か短いが90mmあれば「盗撮」は可能である。由比ヶ浜に降りて直ぐ、私はX-T2のボディからXF23mmを取り外しXF60mm Macroに付け替えた。

このレンズは近接撮影で花を撮るというような使い方しかしたことが無かったので、一度中望遠レンズとして使って見たいと思っていたのである。ピントの合ったところはかなりシャープで、アウトフォーカス部分は柔らかく、立体感に優れた描写のレンズであるから、ポートレートに向いていると見当を付けているのであるが、残念ながら昨日はポートレートのような写真を撮ることは無かった。しかし、離れたところから人物を撮るという経験をすることが出来たのは有意義であった(って、何が有意義なのかな・笑)。

Photoshopで開いて「白飛び」警告が出ない範囲に抑えてはいるが、ギリギリのところまで明るく飛ばしている。レベル補正はしているが元ファイルの明るさ・コントラストもこれとほぼ同じである(黒レベルを少し締めた)。私は、通常-0.3〜-0.7EVがデフォルトで、-1.0EVや-1.3EVもよく使う。基本的には白飛びさせないために1/3段〜2/3段アンダー目に撮るようにしているのであるが、ハイキーな写真に関しては露出を抑えない。ハイキーな表現にしたい写真の場合、シャドーを起こすより、僅かに白飛びしてしまっても最初から明るく撮っておいた方が綺麗だと思うから。この写真は+0.7EVで撮った上で、更にいくらか持ちあげている。絞りは開放(F2.4)。

閲覧するモニタによってはかなり明るく見えるかもしれないが、私の手元のMacbook Proで見る限り、私としてはもうちょっと明るくしてもいいと思うくらいである。昨日の由比ヶ浜はカンカン照りだったのだが、この写真にはその雰囲気が十分に再現されていない。涼しげにさえ見える(実はそれは撮影意図でもある)。ビーチパラソルが純白だから綺麗な絵になっている。赤とか青だったら台無しである。 ※写真の下にも文章あり。

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一人で出掛ける時、ほとんどの場合レンズは1本しか持たないようにしている。私はレンズ交換が嫌いである。レンズをとっかえひっかえして写真を撮ることをとても面倒に感じる。だから、レンズを2本使いたい場合にはボディも2台持って行く。そうすればレンズ交換する手間が無くなるから。RICOH GXRのようなサイズのカメラであれば2台持ち歩いても負担にならない。軽いから首から2台ぶら下げても重いとは感じない。

しかし、X-T2を2台持って歩くのは苦痛である。今年3月にX-T2を購入する以前、家族旅行にはEOS 5D MarkⅢを持ち歩いた。EF17-40mm F4LはEF24-105mm F4Lに比べると小ぶりで軽量であるが、それでもボディと合わせると1.5kg弱の重さである。その頃は、サブカメラとしてSONY α7を持ち歩いた。レンズはSonnar1,8/55。この組み合わせだと、X-T2を2台持って歩くより嵩張るし重い。しかし、サブカメラにEOS 7D MarkⅡ + SIGMA 50mm F1.4を持って歩くよりかなり軽くなる。

山歩きをしている際は5D3+EF17-40mm F4Lで撮影する。お弁当を食べているときや休憩中などに娘のアップを撮るときにはα7を使う。Canon製センサーとSONY製センサーは色味が違う。肌の色はEOSの方が美しい。SIGMA 50mm F1.4を持ち歩いてアップを撮るときにはレンズ交換した方が軽くて済むし、色が揃う。しかし、レンズ交換が面倒なのである。

今年の2月までは、EOS 5D3とα7を持って歩いていた。しかし、3月以後X-T2+XF10-24mmとX-T20+XF18-55mmの組み合わせを持って歩くようになってからは、EOS 5D3とα7を持ち歩くことなどもう考えられない。家族と一緒の時は、「記録」を残すことに小さくな「執着」があるのでカメラを2台持つことはそれほど苦痛では無い。しかし、一人でちょこっと出掛けるような際にカメラを2台持って歩くのは苦痛である。

6月であったか、X-T2とX-T20にレンズ3本をDOMKEのバッグに入れて江の島界隈をブラブラ歩いたとき、カメラバッグのベルトが肩に食い込むように感じた。とても疲れた。それ以来、カメラを2台持ち歩くことは止めるようになった。以前は江の島・鎌倉界隈に行くときにはEPSON R-D1sと決めていた。Mマウントレンズは小さくて軽い。愛用しているROKKOR 40mm f1:2なんて手のひらの中に握れるくらいである。まだ直してもらえるなら直してR-D1sを持って出かけたい。

と言うわけで、昨日家に出る際にはX-T2だけを持って行くことにした。X-T20でも良かったのであるが、X-T20は一昨日FUJIFILMの東京サービスステーションに修理に出してしまって手元に無い(おそらくマウント接点不良)。それに、どちらか一台だけ持って出るという場合、ある程度写真を撮るつもりがあるときはX-T2の方が良い。2つの点で操作性に大きく勝るからである。一つは、AFポイントをジョイスティックで移動できること。

もう1点は、撮影中簡単にフィルムシミュレーションの切り替えができること。私は基本的にRaw現像をしない(Raw現像をするほどの写真を撮っていない)。だから、フィルムシミュレーションは撮影時に決めてしまいたいのである。最近はPROVIA以外のフィルムシミュレーションは全く使っていない。PROVIAが一番間違いないし、仮にASTIAの方が良いと思えるようなカットでもPROVIAで構わない。そこまでの拘りなんてないんだ。

ただし、時々Velviaで撮っておきたいと思うことがある。Raw現像に手間が掛かるわけでは無い。Photoshop CCの場合、"Camera Rawフィルター”を使えば、Rawを弄るのもJPEGを弄るのも手間は同じである。しかし、JPEGだけで済ませた方が楽なので、Veliaで撮りたいときはJPEGにVelviaを適用して撮影している。X-T20だとフィルムシミュレーションの切り替えがX-T2より面倒なのである(カスタム設定すれば簡単になるかもしれないが、私はカスタム登録をすることが面倒である)。

話が逸れたが(本筋なんてあってないようなものだけれど)、昨日はXF60mm Macroを持って出て大正解であった。



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by dialogue2017 | 2017-08-31 16:00 | スナップ | Comments(0)

2017終わらない夏(2)

私はこういう光景がとても好きである。路地の先に海が見えるという光景である。このカットの前にもう少し手前で2枚撮っている。その2枚は道路の真ん中から海に正対して撮っているし、まだ海が少し先にあるため「路地から海が見える」という雰囲気が良く出ている。さらには、右側の歩道を女性が歩いているときに撮っているので絵になっている。しかし、私は少し斜めのアングルから撮ったこの写真が一番気に入った。理由は、3枚撮った中でこの写真が一番平凡であるから。私は平凡な写真が好きなのである。※写真の下にも文章あり。

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今回は、写真を撮ることがかなり大きな目的であった。しかも、XF23mm F1.4 Rの写り具合を知るために撮るという具体的な目的があった。いつもはただなんとなく写真を撮っているだけである。自宅近所をブラブラしながら撮るときには「レンズ遊び」が目的であることが多い。マウントアダプターを使って古いレンズを新しいカメラに付けて撮るという遊びである。それは、およそテストというようなものではなく、単なる遊びである。

しかし、今回は「レンズ遊び」ではない。と言って、テスト撮影とも全く違う。X-T2導入後丸5ヶ月間ほとんど使ったと言えるような使い方をしなかったXF23mm F1.4で写真を撮ってみたかった、そういうことだろう。XF23mm F2との「対比」という意識があるので開放で多めに撮ってみた。35mmレンズのスナップでF1.4を使うことなどまず無い。ぼかしてもせいぜいF2.8の事が多いし、大きくぼかそうと思ってもF2ぐらいまでだ。F1.4なんてよほどの理由が無い限り35mmでのスナップで使うような絞り値では無いと思う。

それはそうと、家を出る際には今回は浜辺には立ち寄らないつもりであった。そう考えたのには明確な理由がある。浜辺で、23mm F1.4を付けたレンズを持って歩いても撮るものが無いからである。27日に七里ヶ浜に行った際には夕暮れ時で歩いている人もまばらであった。しかも、使ったレンズは135mmである。しかし、今回はちょうど正午頃に由比ヶ浜に着いた。カンカン照りであったため予想通り浜辺は海水浴客で賑わっていた。当然のことながら、水着姿の若い女性が沢山いる。そんなところに初老の男がカメラをぶら下げて歩いていたらあらぬ疑いを招きかねない。李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず。君子危うきに近寄らずである。

率直に言って、人物を大きく入れた、つまり人物がメインとなるスナップを撮ってみたいと思う。夏の浜辺であれば、健康的な若い女性の水着姿を入れた写真を撮ってみたいとは思う。そこには「助平」な気持ちは欠片も無い。臆面も無く申し上げるが、私は「綺麗な写真」が好きなのである。イベントコンパニオンを撮ったような写真は大嫌いである。あんな写真を撮りたいという男の気持ちが私には理解できない。撮影会でモデルを撮る人の気持ち(純粋にポートレートを撮ってみたいという気持ち)なら分からぬでも無いが、私はお金を払って「プロ」のモデルの写真を撮りたいとは全く思わない。私は「自然な」写真が好きなので、セッティングされた写真を撮りたいとは思わない。

とにかく、水着の女性が沢山いる中をカメラをぶら下げて歩くことなどしたくなかった。私は、江ノ電の線路際のなんでもない住宅街をブラブラしながら写真を撮るつもりであった。目的はレンズの「テスト」である。しかも、開放で撮ってみることが大きな目的であるのだから、"抜けが良い”ロケーションであればどこでも良いのである。線路際はずっと奥まで抜けているし、住宅街にも路地とか空き地とかがある。私は、ボケの色としては「グリーン」と「ブルー」が一番綺麗だと思っているので、住宅街の空き地や線路際の草をバックにして背景がうっすらとライトグリーンにボケた写真を撮ろうと思っていた。

実際、江ノ電の「和田塚」駅から「長谷駅」あたりに掛けての路地裏(住宅街)を歩いて写真を撮って歩いた。そんなふうに歩いている内に、上に掲載した写真の場所に出てきた。奥に見える海が美しかった。「やはり少しぐらいは海を入れた写真を撮ろう」と思い私は由比ヶ浜に降りた。上に記したように、背景が「水色」に薄くボケた写真を私は美しいと思う。そういう写真を撮ろうと思ったのである。

しかし、23mm(135判換算35mm)でそういう写真を撮るのは難しい。技術的に難しいわけでは無い。海を背景にして、被写体にかなり寄って撮れば背景がうっすらとライトブルーにボケた写真を撮ることが出来る。実に簡単である。しかし、手前に何か「主題」となる被写体を置かなければそういう写真は撮れない。ようするに、波打ち際に女性を立たせて、グッと寄って撮れば背景はうっすらと綺麗なライトブルーにボケる("この写真"のビール瓶を女性に代え、波打ち際まで行って撮れば良い)。


そのような写真を撮るためには主題となるモデルが不可欠である。もっとも適したモデルは水着を着た若い女性であろう(しかもスタイルが良くて美人)。仮にそういうモデルがいたとしても、順光で撮るという事には成らない。女性ポートレートは逆光で撮ってこそであるし、南中時の由比ヶ浜で海をバックに写真を撮れば好むと好まざるに関わらず、逆光で撮るか反逆光で撮ることになる(順光は海を背にすることになるから)。そうなるとレフ板が必要になる。あるいはスピードライトでも良いが、要するに、そうなった場合もうポートレートのロケ撮影となってしまう。仮に協力してくれるモデルがいたとしても、私にはそんな恥ずかしい撮影をすることなどできっこない。人がいない場所ならともかく、衆目注視の中での撮影なんて絶対にしたくない。

と言って、手前に主題を置かず、(1)のような写真を撮ったところで面白くもなんともない。今回は27日と違ってAFレンズであるから、絞りをF2.5ぐらいにしておいて、歩きながら女性とすれ違いざまにノーファインダーで撮るというやり方はある。しかし、35mmで至近距離から水着姿の見知らぬ若い女性の写真を撮っていたら、それはもう「盗撮」すれすれの行為である。そんなことは出来ない。

私は、「卑猥」さのある写真が嫌いだから、仮にそういう「盗撮」をしても、小綺麗なスナップ写真になるだろう。万一警察沙汰となったとしても、「夏の終わり」というテーマでスナップを撮っていたのだと説明すれば、納得してもらえるだろうと思う。しかし、問題は警察沙汰になるか成らないかではない。町中でならまだしも、海岸で水着を着た女性を2〜3mの距離から許可無く撮るというのはいくらなんでも私には出来ない。

せっかく浜辺に降りたのに、撮ってみたいと思う写真を撮ることが出来ない。しかし、私には"ひとつの方法"が残されていた。


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by dialogue2017 | 2017-08-31 15:00 | スナップ | Comments(0)

2017終わらない夏(1)

昨晩、昨日日中に鎌倉で撮ってきた写真の中から40枚をリサイズし簡単にレタッチした。平素なら、「170830由比ヶ浜」とわかりやすいタイトルにするところであるが、浜辺では無く住宅街の路地で撮った写真も多かったので「170830鎌倉」としようかと思った。しかし、住宅街で撮った写真には鎌倉らしさのないものも少なくないのでちょっと違うと思った。で、ちょっと気取って「終わらない夏」というタイトルにした。

最初の1枚目をどの写真にするか考えた。実は、自分ではこの写真とは別に1枚目に使いたい写真があるのだけれど、そちらを先に載せてしまうと、この写真が載せにくい気分である。で、この写真を1枚目として掲載することにした。まだ夏真っ盛りのような雰囲気の写真であるが、もう明日からは9月になる。だから、「終わらない夏」なのである。

レタッチした40枚の大半はPROVIAで撮ったJPEGファイルであるが、ここのところまったく"フィルムシミュレーション”を使っていないので6〜7枚はRawファイルからVelvia、ASTIA、PRO Neg.Hi、PRO Neg.Stdなどで現像した。これは派手なのでVelviaじゃないかという気もするのだが、PROVIAだったと思う。多分、PROVIAでブルーの彩度だけを持ちあげたのだと思う。※写真の下にも文章あり。

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昨日また鎌倉まで行ってきた。先日娘を海水浴に連れて行った際、シャワールームに水着の一部を忘れてきたのを取りに行くという目的もあったがそれは口実に過ぎない。ただ、海辺に行きたかったと言うだけのことである。若い頃から鎌倉界隈には良く出掛けた。一時期、年に4〜5回は必ず出向いていた。しかし、ここ数年はあまり頻繁には出向いていなかった。

私は海で泳いだりするのはそんなに好きでは無い。だいたいが、人が沢山いるところが好きでは無い。だから、何十回と江の島・鎌倉界隈に出掛けていながら、夏場にはほとんど行ったことが無かった。若い頃は、夏の焼けるような陽射しの下のビーチというものが好きでは無かった。

それが、この夏は8月18日に妻と二人で行ったのを皮切りに、20日に再び妻と二人で行き、更に1日開けた22日には34年前に離婚した最初の妻と二人で出かけ、その翌日23日には娘と二人で泳ぎに行った。流石にこれで終わりかと思っていたのだが、27日、今度は一人で出向いた。多分、最初の3回に同伴者がいたのが私にとっては「不足」であったのだと思う。

昨日また行った理由はいくつかある。一つは、一昨日、友人である関西のプロフォトグラファーの憲ちゃんから、私のInstagramの写真に関連して、「XF23mm F2を買ってしまったが、XF23mm F1.4にするべきだったとちょっと後悔している」というコメントを貰ったことにあった。私は、「僕は迷わずF1.4の方を買った。絶対にXF23mm F1.4の方がいいと思う」と返信したのであるが、返信した後、自分の頭の中にXF23mm F1.4で撮った写真の鮮明なイメージが無いことに気がついた。

3月末にX-T2とX-T20を購入した際、とりあえずXF10-24mm、XF18-55mm、XF60mm Macro、XF23mm F1.4の4本を合わせて購入した。しかし、X-T2にはXF10-24mmが、X-T20にはXF18-55mmがほぼ付きっぱなしで単焦点レンズを使うことがあまり無かった。それでもXF60mmの方は花を撮ったりする際にちょくちょく使っていたが、XF23mmの方はほんのたまに数枚撮るというような使い方しかしなかった。

旅行先ではズームレンズが圧倒的に便利であるし、便利不便以前に山や海では35mmでは狭い。だから、フィールドで撮る写真の大半はXF10-24mmで撮ることになる。一方、町中のような場所に出掛けた際にはX-T20 + XF18-55mを1台だけを持ち歩くようになった。X-T20はX-T2のサブ機として購入したのであるが、過去、私はサブ機を使うことは極めて少なかった。5D3のサブに7DとかKiss X7iを持って歩いてもほとんど使わなかった。

X-T20は、あくまでX-T2のサブとして購入したのであるが、小型軽量のX-T20の方がすっかり手に馴染んでしまい、X-T2がちょっと大きく感じられるようになってしまった。おまけに、レンズキットで購入すれば、レンズ価格が実質2万2千円程度になるのならお買い得だと思って買ったXF18-55mmが実に良く写る。大きなボケが欲しいというような場合以外であれば、このレンズ一本で何でも撮れると思うようになった。

と言う次第で、単焦点レンズを使うことが激減した。XF60mmは花を撮ったりしてある程度使ったのでどんな描写をするレンズか良くわかっている。大変素晴らしいレンズである。尖った感じのしないシャープさが実に素晴らしい。私はまだそういう使い方をしていないが、開放はF2.4なのでポートレート撮影にも使えると思う。Xシリーズのカメラの愛用者には必須の1本だと思う(だから最初に購入した)。

私は単焦点レンズ派で、ズームレンズは家族旅行でしか使わなかった。一人旅に出掛けるような際には必ず単焦点レンズであった。一時期、RICOH GXRのA12 50mm Macro(絶賛すべきレンズだ)と、A12 28mmを2台のボディに装着しストラップの長さを変え、胸の前で上下に並ぶように吊して歩いた。その頃は7:3か時には8:2ぐらいの比率で50mmを多用していたが、最近は50mmがもの凄く長く感じられるようになってきた。

28mmはRICOH GR DIGITALを愛用していた頃には日常的に使っていたが、ここ数年私には広すぎる(壊れてしまった。あれば今でも常用しているだろう)。そんなわけで、この数年は、家族を同伴せず一人で出掛けるときには35mmがお決まりになってきている。しかし、たまに一人で出掛ける時ぐらいX-T2やX-T20以外のカメラを使いたいと思うため、SONY α7に古いDistagon1,4/35を付けて持ち出したり、小さいカメラで済ませたいときにはLEICA X1(135判換算36mm)を持って行くので、XF23mm F1.4を使う機会がほとんど無かったのである。

それなのに、「絶対にXF23mm F1.4の方がいいと思う」などと言ってしまったので、XF23mm F1.4でちょこっと写真を撮ってみたいと思ったのである。しかし、自宅近所で撮ればまた花を撮るしか無く、撮る前から撮影結果が分かり面白くない。そんなわけで、昨日また鎌倉に出掛けたのであった。鎌倉に行って撮ったからと言って、特別な写真が撮れるわけでは無いが、自宅近所で撮るよりは撮っていて楽しいから。

昨日のように、明確な「目的」があって写真を撮りに出掛けたのは実に数年ぶりのことである。しかし、それでも写真を撮ると言うことは、鎌倉に出掛ける理由の半分でしかない。18日以来すっかり気に入っているタイ料理屋さんでビールを飲みながらタイ料理を食べることも楽しみであったし、なによりも海風に吹かれたかったのである。最近自分が江の島・鎌倉界隈に通っている最大の理由は、実は「海風に吹かれることの心地よさ」を求めてなのでは無いかと薄々気がついてはいたが、昨日行ってみてそれが正解であったことが良くわかった。

昨日は東京では雨が降り、自宅周辺では昼過ぎには豪雨となったそうである。直ぐ近所の川が氾濫しそうになっている映像がテレビニュースで流れていた。一方、由比ヶ浜はカンカン照りでじっとしていても汗が流れてくる暑さであった。しかし、夏も終わりのこの時期、浜風は涼しい。昨日は台風15号が接近している影響で海風が強かったため、一段と涼しい風で心地よかった。当分、江の島・鎌倉通いが止められそうに無い(笑)。


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by dialogue2017 | 2017-08-31 14:00 | スナップ | Comments(0)

浜辺を歩く人々(7)

自分としてはこれは完全に蛇足。しかし、関西の某プロフォトグラファーからはこれが一番良いと言われた。開放なので点光源が綺麗な丸である。

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by dialogue2017 | 2017-08-31 12:00 | スナップ | Comments(0)

浜辺を歩く人々(6)

「浜辺を歩く人々」は(4)までで終わりにしておいた方が良いとわかっているのだけれど、蛇足をあと2枚。三人三様だから面白い。

【追記】後からiPadで見たらピントが外れたカットであった。眼の調子が悪いためレタッチしている時に気がつかなかった。削除しておこうかと思ったけれど、どのみちどれもこれもたいした写真じゃないのだから、この写真だけ削除してもさして意味が無い。

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by dialogue2017 | 2017-08-31 11:00 | スナップ | Comments(0)

浜辺を歩く人々(5)

この距離感になると135mmの良さが全く出ていない。ただ遠くから撮っていると言うだけ。

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by dialogue2017 | 2017-08-31 10:00 | スナップ | Comments(0)