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カテゴリ:記録としての写真( 1 )

生きている写真

昨日は月に一度娘が参加させていただいている「トムソーヤの森プロジェクト」でイベントの記録写真を撮影した。昨日参加した子供は21人。ウォールクライミング、流しそーめん、ペインティングと3つの企画で子どもたちは多いに盛り上がった。朝の10時から夕方の4時半までの6時間半に、私はイベントの記録写真を830枚撮影した。最後のペインティングがこのイベント始まって以来一番の盛り上がりだった。自分たちが作った「秘密基地」の板壁に、好きな色のペンキを使って思い思いの絵を描いたり色を塗ったりしたのだが、一人の例外も無く子どもたちはその作業に熱中した。真剣な表情あり、楽しそうな笑顔ありでとても素晴らしい写真を沢山撮ることが出来た。

ちょうど15〜16時に掛けて行われたので柔らかい西日で撮ることが出来た。おまけに「木漏れ日」でもある。ゴチャゴチャしているところで撮るのでファインダーなど覗いて撮っていたのではペンキを掛けられる恐れがあったので、全体の状況を把握しながらノーファインダーで撮った。良い写真が沢山撮れた理由のひとつは"ノーファインダー”で撮ったことである。ノーファインダーで撮ると、ぶれたりするカットも少なからず出てくるのであるが、カメラをしっかり構えないという「いい加減さ」が良い写真を生むのである。

やはり「記録としての写真」が一番素晴らしいと思う。撮影者自身の「満足」のために撮っている写真では無い。そこに写っている本人や親たちに「喜んで」して貰うために撮っているのである。「他者」を喜ばせるという行いからは「自己満足」からより大きな喜びを得ることができる。自分がなにかをしてあげたことで誰かが喜ぶというのは、人間にとって最も大きな喜びだろうと思う。

子どもたちを撮った写真を100枚ぐらい掲載して見せてあげたいと言う気がする。不遜な言葉になるが「これが本物の写真だよ」と言いたいのである。もちろん写真に「本物」も「偽物」もありはしないが、あまりにつまらない「自己満足」写真があふれかえっているのを見ると「こういう写真が本当の写真なんだよ」と言いたくなる。そうなんだ。君のスナップはあまりに陳腐に過ぎるんだよ。

もっと「生きている写真」を撮れよ。


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by dialogue2017 | 2019-08-26 12:30 | 記録としての写真 | Comments(1)