クリエイティブスタイルの「ディープ」で現像した。コントラストが弱めで品がある。この写真はレタッチで少し持ちあげている。元画像はもっとコントラストが弱い。こういうローコントラストで「上品」な絵柄が一番美しいと思う。いつのまにか日が長くなってきたな。16:08撮影。

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書斎のカーテンに西日が差している。この写真で見るとあまり明るく見えないが、実際にはもう少しオレンジ色の明るい西日が差している。こんなに柔らかくて奇麗な光を見るとカメラを持って写真を撮りに行きたくなるが、自宅近隣で写真を撮っても面白い写真など撮れないので出ていかない。今月の6日と7日に二日続けて自宅周辺でちょこっとスナップをした。6日に撮った写真は「意味の無い写真」というタイトルで、7日に撮った写真は「古いカメラと古いレンズでスナップ」というタイトルを付けてこのブログに掲載した。自宅周辺で撮った写真なんてほとんどがつまらない写真なのだけれど、6日7日には動機があって写真を撮った。「クリエイティブスタイル」について「研究」するためであった。

写真を撮り始めてから13年間、私は「ピクチャースタイル」のようなものに全く興味が無かった。13年間EOS DIGITALを愛用してきたが、最初の10年ほどは「忠実設定」を使い続けた。その後3年ほどは「スタンダード」に変えたが、もっとも「無難」なセッティングであることに変わりは無い。2017年3月末にEOSからFUJIFILM X-T2・X-T20に変えたあと「フィルムシミュレーション」を使うようになった。EOSの「ピクチャースタイル」とは似て非なるモノだと思った。「フィルムシミュレーション」はとても楽しいと思ったし、写真によっては明らかに「これがいい」と思えるものがあった。しかし、それでも80%はPROVIAを使っていた。PROVIAは「スタンダード」である。極論すればPROVIAだけでも困らない。

α7Ⅲを購入してそろそろ2ヶ月が過ぎようとしているが、まだ1,000枚撮っていない。外出する際にはFUJIFILM X-T20を持って出かけるのでα7Ⅲを使う機会が無い。初代のα7を使っていた時には「クリエイティブスタイル」には全く興味が無かった。「スタンダード」しか使わなかった。しかし、α7Ⅲをちょこっと使ってみて「クリエイティブスタイル」を面白いと思った。一番気に入ったのは「クリア」である。かなりコントラストが強く、「アートフィルター」に近いと思う。どんな写真にも使える「スタイル」ではないが、かなり気にいっている。

一方一番使い道が見つからなかったのが「ディープ」である。コントラストが浅めで絵が「弱い」のである。その「弱さ」には独特の雰囲気があって魅力的だとは思うのだが、なかなか使い道が見つからなかった。しかし、昨日薔薇の花の写真を撮ってみて花の写真には使えると思った。「クリア」と「ディープ」は対極的と言って良いが、花の写真にはどちらも合う。「クリア」の方はインパクトのある写真になるので「一般受け」すると思う。対すること「ディープ」は「弱い」感じなのでその良さを判る人は限られると思う。しかし、「通」は恐らく「ディープ」の絵柄を好むだろうと思う。

自宅周辺でちょこっと撮ってみたり、薔薇の花を撮ってみたりしている理由は、あれこれと「クリエイティブスタイル」を使ってみるためである。α7Ⅲを使い始めるのは3月末からに成る予定であるが、その前に少し「研究」しておこうということである。本当は単なる「遊び」でやっているのだが、遊び方次第でそれは立派な「研究」になる。いや、立派と言うほどでも無いが…

下は「クリア」でストレート現像したファイル(ノーレタッチ)。コントラストが強いので白飛びしている。上の「ディープ」は少しトリミングしている。

(1,366文字)

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by dialogue2017 | 2019-01-30 17:00 | 家の中 | Comments(1)

払暁

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by dialogue2017 | 2018-10-21 05:30 | 家の中

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by dialogue2017 | 2018-01-29 17:00 | 家の中

倉庫と化した書斎

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by dialogue2017 | 2017-12-25 17:15 | 家の中

久しぶりに書斎の机

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by dialogue2017 | 2017-12-25 15:00 | 家の中

柔らかい光

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私は家の中で写真を撮るのが好きである。なぜなら、「柔らかい光」で写真を撮ることが出来るからである。こういう「柔らかい光」で写真を撮るのは一番好きである。自分自身の好みとしては、「低彩度」「ローコントラスト」「ローシャープネス」の写真である。ネット上の写真の大半は「高彩度」「ハイコントラスト」「ハイシャープネス」の写真である。その方が見栄えが良く多くの人々に好意的に見てもらえるからである。デジタルカメラの映像エンジンのチューニング自体がそういう方向にシフトし続けてきた。

ブログを始めたばかりの頃、高彩度、ハイコントラスト、ハイシャープネスの写真を掲載することに違和感があった。しかし、少しずつそういう方向にシフトして行った。ネット上での閲覧の場合、その方が鮮やかで美しく見えるからである。「柔らかい写真」をネット上で美しく見せるのはなかなか難しい。例えばKODAK PORTRAで撮った写真のプリントはとても美しいけれども、そのスキャン画像をネット上に掲載してもプリントから感じる美しさはなかなか感じられない。まったく伝わらないと言うことではないが、プリントの美しさと比べてみるとどうしても見劣りする。

私がフィルムで撮らない理由の一つはプリントをするつもりが無いからである。フィルムで撮ってスキャンしてブログに掲載するぐらいなら初めからデジタルカメラで撮った方がいいと思う。確かに、柔らかいトーンの写真を見せたいと思った場合、デジタルカメラで撮影した画像ではなかなか上手に伝わらないと思う。ネガカラーで撮影した写真のスキャン画像を掲載した方が手っ取り早く伝えられることは事実だと思う。しかし、繰り返しになるが、プリントの美しさと比べたとき、ネット上で見るネガカラーで撮った写真は「まがい物」的にしか見えない。

そもそも、写真は「プリント」で見せるのが王道なのだと思う。展示会場にハイビジョンモニタを設置してデジタル画像で写真を見せる写真展をやったとしても、好評を得ることは出来ないだろうと思う。人間はアナログ的なものを好ましく思う感性を「本能的」なモノとして持っているだろうと思う。紙に焼かれたプリントの持つ力というのは"根源的なモノ"なのだと私は思う。

などと書きながら私は写真を全くプリントしない。今年はまだ1枚もプリントをしていない。昨年も何件か依頼仕事で撮影した写真のプリントを別にしたら、プライベートに撮った写真は1枚もプリントしていないと思う。子どもたちの友人を撮って上げたときにはプリントして写真を差し上げているが、自分の子どもの写真はもう4年ぐらい全くプリントをしたことがない。

私は、いま見るために写真を撮っているわけでは無い。10年後、20年後、30年後に、子どもたちが自分の子ども時代を振り返るために写真を撮り残しているのである。16歳年下の妻も、私が先立った後、私の遺した写真を懐かしい気持ちで眺める日が来るであろう。私は「遺産」のつもりで写真を撮っていると言っても過言では無い。

家族の写真ではない、自分が楽しみとして撮っている写真も全くプリントしない。こちらはもう10年ぐらいプリントをしたことがないのではないかと思う。元々滅多にプリントすることがなかった。私は、撮っている時が楽しければそれで十分なのである。「その時間」を過ごすことが私にとって重要なことであって、その時間に撮った写真はどうでも良いのである。もちろん、自分が撮った写真に対する小さな愛着はある。だから、それらの多くをこのブログに掲載していつでも閲覧できるようにしている。ちょくちょく、古い写真を眺めて楽しんでいる。


by dialogue2017 | 2017-12-08 18:30 | 家の中 | Comments(0)

ちょっとした雑感(15)

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by dialogue2017 | 2017-09-29 13:40 | 家の中

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by dialogue2017 | 2017-08-10 14:00 | 家の中

床に散乱する書籍

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by dialogue2017 | 2017-08-10 11:00 | 家の中

光を撮る

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by dialogue2017 | 2017-07-31 12:30 | 家の中