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カテゴリ:ポートレート( 64 )

品のあるボケ具合

20日金曜日から茅野の「山小屋」に行っていた。当初は妻と二人で行く予定であったが、東京に残ることになっていた娘が体調を崩したので連れて行った。2泊3日の短い滞在中買い物に行ったりしていてレジャーっぽいことはなにもしなかった。毎日Facebookに1日の様子を投稿しているので写真はそこそこの枚数撮ったが今回はすべてiPhoneでの撮影であった。カメラで写真を撮る必要性をほとんど感じなくなってきた。

今日は11時に「山小屋」を出発して途中雑貨屋さんで買い物をして小淵沢の『ハーベストテラス小淵沢』でランチを食べた。この店は新しい店でとても雰囲気が良いので、店に入るとき車のラゲッジからα7Ⅲを持って出た。α7Ⅲには常時Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAが装着してある。特段の理由がない限り、α7Ⅲを使う時はこのレンズである。

食事を楽しむことに専念したのでせっかくα7Ⅲを持って行ったというのにあまり写真を撮らなかった。娘があまり撮られたがらなくなったので、私も無理してまで撮ろうとは思わない。この写真は娘が「手いたずら」をしているときにサッと撮った1枚なので娘は撮られていることを意識していない。なんの変哲もない写真であるが、背景のボケ方はとても奇麗だと思う。撮った動機は、娘の左頬にハイライトが入ったからである。惜しむらくは、私の使い方が悪いのか、この時「瞳認識AF」は娘の瞳を捉えてくれなかったため"前ピン”になってしまった。瞳に髪の毛が掛かっていると捕まらないケースが多い気がする。「本気」でないまでも、このレンズでもう少しきちんとポートレートを撮ってみたい。

FUJINON XF 23mm F1.4 Rも素晴らしいレンズだと思う。あちらが"シャープ”な写りを進上とするのに対して、このレンズは「柔らかい描写」が持ち味である。どちらにもそれなりの良さがあると思うが、本気でポートレートフォトを撮るのであれば迷うことなくこちらを選ぶ。

SONY α7Ⅲ + Carl Zeiss Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA ISO400 F2.0 1/320 ±0EV AWB JPEG-ポートレート

品のあるボケ具合_e0367501_21011450.jpg


by dialogue2017 | 2019-12-22 21:00 | ポートレート | Comments(1)

思い出の籠もったカメラ

いままで一番沢山写真を撮ったカメラはこのカメラだろう。素晴らしいカメラである。最後に使ったのがいつだったか覚えていないほど長い間使っていない。X-T2・X-T20を使い出してからは全く使っていないのでもう丸2年以上使っていないのではないかと思う。約8年前に発売されたカメラだというのに、MapCameraではまだ75,000円で買い取ってくれる。全然使っていないのだから値が付いている売ってしまう方が賢いとはわかっているが、どうしても手放せない。このカメラには沢山の「思い出」が籠もっているから。そんなカメラはこのカメラと初代5Dぐらいだ。

このとき娘は高熱を出して眠っていた。カラー写真だと熱で顔が赤く火照っているのがよく分かる。レンズの秀逸さが現れている。

Canon EOS 5D MarkⅢ + SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM ISO1600 F2.0 1/50 -1.0EV JPEG 2017年8月26日 15:58

思い出の籠もったカメラ_e0367501_18172490.jpg

by dialogue2017 | 2019-12-06 05:00 | ポートレート | Comments(0)

平凡な写真

なーんでもない普通の写真。世間の人が良く撮っている「記念写真」。絞りもF2.8と普通。ボケを見せる写真じゃない。ただ単に、この母娘がここに来たという「記念」に撮った写真。「ここに立ってください」「はい、こっちを見て下さい。撮りまーす」パチリ。それでおしまい。シャッターボタンを押しただけ(笑)。でも、こんななんでもない平凡な写真が二人には大切な思い出になる。私はそういう「平凡な写真」が一番好きだ。

FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF 23mm F1.4 R ISO400 F2.8 1/210 -0.33EV AWB JPEG-Velvia 2019年11月4日 10:41撮影


平凡な写真_e0367501_17314221.jpg


by dialogue2017 | 2019-11-21 10:00 | ポートレート | Comments(0)

私はブログに掲載している写真の"EXIF"ファイルを消去していない。しかし、この写真は消去しないと拙い。だって、まだ発売されていないカメラで撮影した写真だから(笑)。ちょっと「古いネガ」っぽい?(爆)。撮影は某写真家氏。

EXIFを見せられない写真(笑)_e0367501_04114298.jpg

間違えた。「古いネガ」風はこっちだった。上は「古いリバーサル」風かな(笑)。私ならもっと絞って撮るけれど、室内で光量が少なかったからね。ISO1000、F2.0、1/60だった。私ならF4.0、1/15で撮るな。ミラーのないカメラだから(笑)。

EXIFを見せられない写真(笑)_e0367501_11071096.jpg


by dialogue2017 | 2019-11-09 06:00 | ポートレート | Comments(0)

10月20日の「トムソーヤの森プロジェクト」にはるばる横浜からボランティアに来てくれた女性。私の展示写真を見て「どうしたらこんな風に撮れるのですか?」とかなり強い興味を示した。「奇麗な光で撮ればいいだけだよ」と答えた。「どういうのが奇麗な光なんですか?」と聞かれたので「たとえば、女性ポートレートの場合基本的には逆光。ただし逆光で撮ると顔は暗くなるのでレフ板で光を当てて撮るんだ」と説明した。「レフ板使うとそんなに違うんですか?」と聞かれたので、「じゃあ、試しに撮ってみる?」と言うことで車のラゲッジから80cmの丸レフを持ってきて彼女を撮った。

「レフ板を使う目的はシャドーを起こすことなんだけれど、女性ポートレートの場合"キャッチライト”を入れるという目的もある」と教えて上げた。「黒眼」のなかに"まんまる”の"キャッチライト”を入れるために真正面からレフを当てて撮った。「ここに立って」「まっすぐカメラを見て」「うんそれでいい」バシャ。10秒ぐらいでの撮影。右頬のアウトラインに"ハイライト”を入れるのは私の定番。(私から見て)左上からのトップライトが前髪を光り輝かせているのがポイントかな。

本当に一瞬で撮った写真なのでおよそ「セッティング」して撮ったと言えるような撮影ではないが、奇麗な光の落ちている場所に立って貰ってレフ板でシャドーを起こして"キャッチライト”を入れたら女性ポートレートの定番的写真が簡単に撮れる。出会い頭にすぐにこれぐらいは撮れるように成っておきたい。ファーストカットとは言わないまでも、撮り始めて30秒ぐらいの間にこの程度の写真を撮って見せて上げたら、ほぼ間違い無くそのあとも撮らせてもらえる(笑)。29歳とは思えないほど肌が奇麗だったので写真も綺麗な写真になった。モデルさんが良ければ良い写真が撮れるということ。ポートレートなんて”モデル”と"レンズ”だよ(爆)。

条件が良ければα7Ⅲなんていらないね(笑)。むしろ、X-T2の方が肌の色が奇麗に出る。私は女性ポートレートは"ASTIA”か"PRO Neg.Std"しか使わない。Velviaで撮るなんて考えられなかったけれど「トムソーヤの森プロジェクト」の撮影はJPEG-Velviaと決めているのでVelviaなのである。いつものように、JPEGファイルをレベル補正した程度。Raw現像しなくてもこれくらいの写真は簡単に作れる。このレンズで女性を撮るのは昨年の10月以来だけれど、やはり素晴らしいレンズだと思う。FE 85mm F1.4 ZAより使い易い。

※iPhoneとか小さなディスプレイで見たのでは前髪のニュアンスとか分からない。


FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF 56mm F1.2 R ISO200 F1.4 1/2000 AWB JPEG-Velvia

JPEG-Velviaで女性ポートレート_e0367501_17120029.jpg


by dialogue2017 | 2019-10-25 17:30 | ポートレート | Comments(0)

1億200万画素の実力

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by dialogue2017 | 2019-10-10 06:00 | ポートレート

追記。この写真に感じた「違和感」がどこから来ているのか分かった。右眼の「黒目」には光が写り込んでいるが左目の黒目への光の映り込みは非常に弱く目立たないこと。おまけにピントが合っている右眼の方が左目より少し大きいこと。それで、右眼ばかりがヤケに目に付くことに違和感を覚えた。平素はこういう写真を撮る際にはもう1段絞って両目にピントが合うように撮っている。そうすれば違和感は軽減する。

SONY α7Ⅲ + Carl Zeiss Distagon T* FE35mm F1.4 ZA ISO400 F1.4 1/1600 +0.33EV AWB CS:クリア

Distagon T* 35mm F1.4 ZAで撮ってみた(11)_e0367501_18334561.jpg

「Distagon T* 35mm F1.4 ZAで撮ってみた」というタイトルである必要は無いのだが、新しくタイトルを付けるほどのことでも無いのでそのまま使っている。まあ、タイトルなどどうでもいい。いつも適当にその場しのぎで付けているに過ぎない。

この写真を見て"既視感”を覚えた。この写真に写っている"絵柄"のことではない。この写真の"雰囲気"に「見覚え」があるのだ。雰囲気というのは主に"トーン"と“色合い”の事である。この「柔らかい」トーン。あっさりした色合い。確かに見覚えがある。こういう写真を沢山見た記憶がある。しかし、写真を見た瞬間にそういう「思い出」が強烈に蘇ったのに、それがどんな写真であったのかすぐには思い出せなかった。

写真をじっと見ていて「ああ、そうか」と思い出した。初代EOS 5Dの絵にそっくりなのである。正確に言うと、初代のEOS 5DのJPEGの設定を「忠実設定」にして撮影したときの画像である。もちろん、この柔らかさを生み出している一番の原因はレンズである。ピントが合っているのは右の瞳だけ。左目はアウトフォーカスである。右耳はかなりボケている。左耳はディティールだけが残る程度にまでボケている。額に掛かる前髪の一番手前の部分もボケている。その後ろに向かってとても柔らかに上品にボケている。この"上品”なボケ方がDistagon 35mmのボケだ。

「ボケ」というと「背景」が「大ボケ」している写真ばかりが目に付くが、メインの被写体自体のなだらかなボケ具合にこそ「ボケ」の妙味がある。右肩はふんわりとボケている。左肩は相当ボケている。セッティングして撮っている写真では無いので背景がうるさいが、それもこの時の「状況」を残すという意味では悪くない。これは基本的には「記録としての写真」だからだ。その背景のボケ具合も悪くない。

もし、この写真を真面目に撮っていたら絞りはF2.0かF2.2で撮った。私はこういう感じの写真のほとんどはF2.0ぐらいで撮る。この時に開放で撮った理由は「テスト」である。テストという言葉を使うのは大仰だが、私はまだこのレンズの「特徴」を十分に理解していないのでとにかく「開放」で撮った絵を見たいのである。F2.0で撮っておけば左目にもピントが届いてぱっと見たさいにスッキリした写真として見えるはずだ。こういうアングルで撮るときには両目にピントを合わせて置いた方が見栄えがよい。

「記録」を残す為に撮ってあげているという事もあるが、そういう目的のためであればもっと可愛らしく撮ってあげた写真が何枚もある。このカットはやはり私自身のために撮ったカットである。私が知りたかったのは「ボケ具合」よりもシャドーで撮ってどの程度肌が奇麗に出るかと言うことであった。予想したとおり、左目の周りに少しノイズ(黒いクマ)が出ているが、まずまず許せる程度に奇麗に写っていると思う。顔に直射光は当たっていないのだが、木漏れ日が回っていたため割と奇麗に撮れた。これ以上肌を奇麗に出すためにはこちら側からフィルインライトを入れる以外にないだろう。結局、きっちりと美しいポートレートフォトにするためには最低限のライティングが必要になると言うことである。

プリントをするとしたら、色合いもコントラストも調整し直す。ちなみに、クリエイティブスタイルは「クリア」を使った。クリアはコントラストが強く出る。シャドーが潰れ気味になる。だから、ポートレートには使いづらさもあるのだが、独特の"透明感”が得られるのが魅力である。クリエイティブスタイルの中ではもっとも癖の強いスタイルであるがもしこれが無くなったらα7Ⅲの魅力は30%ぐらい落ちてしまうような気がする。

まだ、カメラにまったく使い慣れていないし、撮影枚数がそれほど多くないのでそれぞれのレンズの「妙味」の活かし方も十分には理解していない。おまけに「テスト」で「開放」で沢山撮っているのでお見せできるようなレベルの写真は少ないのだが、Distagon T* FE35mm F1.4 ZAが期待以上のレンズであることは良くわかった。次回はもう少し「本番」モードで撮ってみようと思う。


by dialogue2017 | 2019-08-30 14:00 | ポートレート | Comments(0)

おまえら、ボーッとしてんじゃねーよ。写真撮るならもっと本気になって撮れよ! 写真が緩すぎるんだよ!

おまえら、もっと真剣に写真撮れよ!_e0367501_21130640.jpg

by dialogue2017 | 2019-08-28 21:30 | ポートレート | Comments(0)

小学校低学年のうちはあまり意識せず撮られてくれる子供が少なくないが、高学年になると撮られたがらない子供が増えてくる。この子は声を掛ければ撮らせてくれるのだが、当然のことながら緊張した表情になる。自意識が急激に発達し始める時期なのでそうなって当然である。しかし、「素の表情」でなければ良い写真では無いとも言えない。レンズを見つめ撮られることを意識した表情の写真にはそれなりの良さがあると思う。日陰に入れて奥が明るいというカメラのセンサーにとっては厳しい条件であるがまあまあ頑張ってくれていると思う。

SONY α7Ⅲ + Car Zeiss T* Distagon FE35mm F1.4 ZA ISO400 F2.0 1/800 +0.33EV AWB CS:アドビカラー

Distagon T* 35mm F1.4 ZAで撮ってみた(10)_e0367501_10511268.jpg


by dialogue2017 | 2019-08-28 14:00 | ポートレート | Comments(0)

右後ろの大型テントのグレー色(実際は白色)がなんとも無粋であるがセッティングして撮っている写真では無いので致し方ない。このアングルだと絞り開放でも両目にピントが合うとは思うが、私はF2.0で撮ることが多い。100%アベイラブルライトでの撮影である。フィルインライトを使わず撮って肌がこの程度に出てくれればまずまずである。しっかりした写りでありながらレンズの持ち味である柔らかさが出ている。

しげしげと眺めてみるとレフで光を返して撮った写真のように見える。逆光のアベイラブルライトでよくこれだけシャドーが奇麗に出たと思う。目や鼻の周りに黒い影がほとんど出ていない。これで僅かにフィルインライトを入れて撮ったらもっと奇麗になる。それにしてもこの"目力”。

SONY α7Ⅲ + Car Zeiss T* Distagon FE35mm F1.4 ZA ISO400 F2.0 1/1600 +0.33EV AWB CS:アドビカラー

Distagon T* 35mm F1.4 ZAで撮ってみた(9)_e0367501_09121525.jpg


by dialogue2017 | 2019-08-28 10:00 | ポートレート | Comments(0)