解答(1) 「問題」(1) ライティングに関する試験ーーの答え

海を越えてcranberrycaさんから回答が寄せられたので「正解」を発表する。出題するとすぐに「Mon's Cafe」さんから回答が寄せられた。正解だった。それにつづいて「SunsetLine」さんからも回答が届いた。こちらも正解だった。まあ、問題が易しかったと言うこともあるが、お二人が正解でほっとした(笑)。お二人から回答が寄せられず、寄せられても間違っていたらもうこのブログは終わりにしようと思っていた(笑)。

下の写真が出題した次点でブログに掲載していた写真である。私は久しぶりにこの写真を見た瞬間「ああ、こんな感じの写真を撮っていたんだ」と強く残念に思った。出題に書いたようにこの写真には大きな「欠陥」があるからである。この写真を撮るとき、どういうライティングで撮影したのか、またどういう理由でそういうライティングをしたのかについて簡単に説明したいが、ある程度の「長文」になってしまうのでその件についてはここでは棚上げしておく(実は書き始めたのだが長くなりそうで辞めた)。

今回は、「答え」だけを提示しておくことにする。上の写真は下の写真の欠点、つまり私が使っていたスタジオのライティングの欠陥による「足りない部分」をレタッチによって修正した写真である。10秒ちょっとぐらいのレタッチで修正した。本来であれば撮影した段階で上の写真の様に写っているのが理想である。写真館はこういう風に写るライトを組んでいるのが普通である(写真館のライティングの実情についてはよく知らないので、そうなっていない写真館が沢山あるかもしれないけれど)。写真館はともかく、プロがこういう写真を撮るときには上に掲載した写真のように撮ることが多いだろう(プロと言えどもギャラや時間によって理想的なライティングを組めない場合もあるが)。

kisaragiさん、cranberrycaさん、ご覧の通り"一目瞭然"です。私は久しぶりにこの写真を見て、この欠点の部分が一番先に眼に着きました。写真を見たとき、その写真に大きな欠点があると真っ先にそこに目が行きます。あるべきものが欠けていたり、あってはならないモノが写っていたりするとそこに眼が行くんです。自分で撮った写真であれば「うわ〜っ」と思ってしまうし、他人が撮った写真だと「これで平気なんだ」と思います。※女性二人に「話しかけ」たら「ですます調」に変わった(笑)。

アマチュア写真愛好家は仕事で写真を撮っている訳では無く、楽しみで撮っているのだから完璧な写真を撮る必要はない。しかし、初歩的なレベルで「やってはいけない」、あるいは「やらない方が良い」ことを避けるぐらいの配慮は持った方が良いだろう。そのことにたいして全く無頓着な写真愛好家があまりに多い。またこういう言い方になってしまうが、普通のカメラで明らかに楽しみとして写真を撮っている人であればそれでも良いが、高級カメラや高額なレンズを使っていたり、今更わざわざ中判フィルムカメラでモノクロを撮っているようなそれなりの「好き者」が、ごく初歩的な「やってはいけない」ことに対して無頓着であるのを見せられると、「本当に写真が好きなの?」と思わずにはいられない。

話を戻す。写真を見たとき、その写真にハッキリとした「欠陥」があった場合は一番最初にそこが目に入ってくるものである。もし、人物写真をプリントしたとき、プリンターの不調で顔にシミが出来ていたとしたら一番最初にそこに目が行き、「あちゃ〜」と思ってしまうのと同じことである。私は、下の写真を久しぶりに眼にしたとき、そういう感じの気持ちになったのである。で、「出題」することを思いついたと言うことである。

kisaragiさんの「回答」は事実上「無回答」であった。「ポートレートと撮った経験はあまりない」ということで、「わからないので教えて欲しい」という主旨の回答であった。ちょっと残念である。大事なのは「正解」することではなく、写真をじっくりと見て、自分なりに「これかな?」という「答え」を考え出してみることであるから。そのための「出題」だったのだ。わからない問題にぶつかった際、「わからない」で終わらせないで「もしかしたらこういうことかな?」と必ず一つの答えを出してみる習慣を持った方が良い。実は、この「問題」を出すとき、私は4人の人間を念頭に置いて問題を出した。男性2人、女性2人である。私が念頭に置いた男性二人からは直ぐに「回答」が届いた。最近は二人とほとんどやりとりをしてなかったがお二人は即座に回答をくれた(多分二人とも仕事中だったのではないだろうか?)。

女性二人は「指名」しないと回答を寄せてくれないだろうと考えて指名させていただいた。ありがたいことにお二人とも回答を寄せてくれた。男性二人が正解するだろうことはわかっていた。そして、女性二人はおそらく「不正解」となるだろうと予想した。そもそも、この問題を出した一番の「動機」は、女性二人にこの問題について「考えて貰う」事であったのである。切り詰めて言ってしまうと、この「問題」は、kisaragiさんとcranberrycaさんお二人のために「出題」したのである。

cranberrycaさんからは具体的な回答があった。予想通り不正解であった。しかも、不正解であったばかりか、「そうあって欲しい」部分について、「これじゃいけない」のではないかと推理されていた。その件に関してはエントリーを改めて書くことにした。それはポートレートライティングのイロハについての話しに繋がるので長話になるから。

Mon's Cafeさん、Sunse Lineさん、kisaragiさん、cranberrycaさん、ありがとうございました。中高年男性陣やモノクロフィルムで撮っている男性あと2〜3人から回答が寄せられていたらもう少し楽しかったんだけれどね〜(笑)。日和ったか?(爆)。

ああ、kisaragiさん、cranberrycaさん、あえて「正解」を「文章」では書きませんでした。下の2枚の写真を見比べれば一目瞭然ですから。2枚の写真を左右に並べて「どこが違う?」と質問されたら1秒で答えられるほど一目瞭然ですので。「追試」として写真を眺めて「正解」を出して下さい(笑)。コメントを寄せていただく必要はありませんのでご自分で回答して下さい。

追記。これは出題時にも書いたことであるが、この問題は私が書いた文章を読んでいる人ならすぐに正解に思い至る問題である。私が女性ポートレートを撮る際にもっともよくやる「手法」についてだからである。私はその話をたびたび書いている。

追記2。私がなぜ女性陣二人は不正解に終わると予想したかについてひとこと書いておく。私は彼女たちのブログに掲載される写真に目を通している。彼女たちが撮っている写真を見ると「ほぼ何もわかっていない」と言うことが一目瞭然なのである。私はそれがいけないとは思っていない。女性差別だと糾弾されることを恐れずに言うが、女性は楽しく撮っていればそれで良いと考えているのだ。人類の長い歴史が生み出した必然で、女性は「機械モノ」を理解する能力が男性に比べて低い。そもそも「機械」にあまり興味を抱かない。しかし、「写真」が上手く撮れるかどうかは「写真機」という「機械」を上手に扱えるかどうかに掛かっている。だから、「機械好き」である方が断然有利なのである。「カメラ」という機械の「特性」を理解して初めて良い写真が撮れるのだから。やれLEICAだハッセルだと次々カメラやレンズを買うのは決まって男性である。女性の写真好きには好きなカメラを使い続ける人が圧倒的に多い。なぜなら女性はそれほど「機械」が好きでは無いのだ。

ついでに言っておく。「機械」が好きだということは「写真」に上達する上で有利だ。「好きこそものの上手なれ」だから。しかし、現実を見ると、多くの「機械好き」男性諸君、つまりハッセルだライカだズミルックスだプラナーだとやり続けている諸君は「写真以前」で止まっている。田中長徳大先生が始終口されていることである。彼らはカメラやレンズへの憧憬に止まり、「写真」と真剣には向き合っていない。


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Commented by cranberryca at 2018-11-08 13:38
こんばんは (*´▽`*)
2枚の写真を見比べて、しばらく考えて。。。
私にとっては一目瞭然ではなかったので (;´∀`)
一体、何処がどう違うんだろう?
と悩んだ結果、気づきました!
髪の毛のハイライト… ですか?
でも、どの方向からライトを当てれば良いのか?
よく分りません (゜.゜)
左斜め上の後方から???
答えが分からないとスッキリしないので
敢えて、コメントさせていただきました(汗)
Commented by dialogue2017 at 2018-11-08 13:47
> cranberrycaさん

たび重ねたのコメントありがとうございます。
正解です。上の写真にはママさんの髪の毛にトップライトを「入れました」。
ただいま外出先で、帰宅は遅くなります。
詳しい解説は明日記事として書かせていただきます。
女性に対して失礼な発言が多いことをお許しください。
Commented by 初心者A at 2018-11-10 18:52 x
よく見たら髪の毛の明るさが違うみたいですか
と思ったらコメントがついていました。
詳しい説明を書いてくだされば、あとでそれを拝見したいと思います。
by dialogue2017 | 2018-11-08 11:00 | 写真とカメラの話し | Comments(3)