テザー撮影 不要な"間”は作るな 良い写真はテンポ良い撮影から生まれる

前3つのエントリーに掲載したカメラの写真の撮影風景。ケーブルで直結した場合ほどリアルタイムではないが、シャッタを切った3〜4秒後にはiPad mini4に撮影画像が表示される。カメラの背面モニタより大きなサイズであるから撮影画像のチェックをするには便利である。しかし、テザー撮影がもっとも活きるのは、撮影が終わったあとモデルさんとディナーに行った際だ。理由については写真下の本文を読め!(笑)。

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先日購入した「FlashAir」と先月末に買った「iPad mini4」を使って"テザー撮影"が出来るようになった。写真館をやっていたときにiPadを使ってテザー撮影をやっていた。パソコンとカメラをケーブルで繋いで撮影した画像をリアルタイムでパソコンのモニタに表示させるテザー撮影のことは知っていた。しかし、そのパソコンからWi-Fiを飛ばしiPadにも同時に画像を表示するというやり方は知らなかった。写真館を開設する半年ほど前に、写真家の塙真一さんから「なにか参考になるだろうと思うので、一度僕のスタジオに遊びに来ませんか?」と声を掛けていただいた。ありがたいことで直ぐに出向いた。

塙さんのスタジオではまず「塙流」のライティングを教えて貰った(これが写真館開設後にもの凄く役に立った)。次に、Capture Oneを使ったテザー撮影のやり方を教えて持った。その際、"Capture Pilot"システムを使ってiPadに画像を飛ばす方法を教えて貰った。写真館を開設したとき、カメラマンの脇に1台と、撮影中の子どもの親の待機スペースにiPadを設置した。親が撮影を見ていると子どもが落ち着かないことが多いので、許される場合は親子をカーテンで分離して撮影していた。親御さんにしては「不満」に感じる措置だろうから、控え室では親御さんの目の前にiPadを設置しておき、撮影した画像をリアルタイムでそこに表示させた。これはもの凄く好評を博した。オマケに撮影後はiPadを使ってプリントにしたい画像を選んで貰った(レーティング機能を使った)。

私は撮影した写真をカメラの背面液晶で確認することに熱心ではない。元々あまり見ない方であったが、最近は眼の調子が悪い上老眼も進み、見たところで裸眼ではピントが合っているかどうかさえわからない。だからますます見なくなった。しかし、本気でポートレートを撮ると言うことになれば"ピント"の確認は重要であるし、「色味」もきちんと確認しておく方が良い。ということで、テザー撮影が出来るようにiPad mini4を買ったという次第である。ただ、頻繁にチェックするつもりはない。こまめに撮影を中断するとリズムが崩れるからである。撮る時には一気に撮ってしまいたいのだ。だから、私自身が画像の確認するのは撮り初めに一度すれば十分だ(シチュエーションが全く変わったらもう一度確認する)。

テザー撮影をしたい理由は、ひとまとまりの撮影が終わったとき、即座に撮影した写真を確認出来るからである。撮影後にカメラとiPadを接続し画像を飛ばしたのでは直ぐに写真を見ることが出来ない。撮影枚数が多いと結構な時間が掛かる。しかし、撮影中に飛ばしておけば、撮影が終わったときには全画像がiPadにコピーされている訳である。これは便利だ。撮影が終わって、おしゃれなお店に移動し、乾杯が済んだら直ぐにモデルさんと二人で写真の確認ができる(笑)。レディーを待たせるというのはスマートなやり方じゃない。私は、女性と一緒の時には無用な「間」は作らない。

「間が悪い」という言葉があるくらいで、意味のない「間」は雰囲気を台無しにするものである。だから、私はポートレート撮影中には画像を確認しないことにしている。しかし、モデルさんが自分の写真を見てみたい人であれば、ちょこちょこ見せて上げようと思う。綺麗に写っていることを確認すれば安心するし、気持ちも乗ってくるだろう。良い写真を撮るためにもっとも重要なことは、そういう技術以外の部分にあるのである。その点では私は間違い無くトップクラスの力量を持っている。だから、良いポートレートが撮れることはもう半分決まっている。残りの半分はカメラとレンズだ(爆)。


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by dialogue2017 | 2018-11-07 18:00 | 写真とカメラの話し | Comments(0)