Carl Zeiss Distagon 1,4/35 自分の好きな光で子どもを撮る 柔らかい描写

ひとつ前のエントリーにDistagon 1,4/35は逆光で開放付近で撮ると「ハロっぽい感じ」に写るという話を書いた。残念ながら、そういう「作例」は古いHDDの中を漁らない限り出てこない。そもそも、このレンズで撮った写真はあまりブログなどに掲載していないので探し出すことは難しい。いっそのこと撮ってきてしまった方が早いが、もう夕刻であるし今日は曇天なので「ハロっぽい感じ」の写真を撮ることは出来ない。

しかし、文章で「ハロっぽい感じ」と書いても、イメージが持てない「読者」もいるであろうから、そのものズバリ「ハロっぽい感じ」という写真ではないが、いい感じでフレアーが出ている写真を探してみた。このブログの前にやっていた『午後の陽射し』というブログの中から見つけた写真を2枚掲載して「作例」の代わりとする。

下の写真は2016年11月15日の13:31に撮った写真である。ちょうど2年前なので娘が小学1年生の時である。たしか、熱を出して学校を休んだ日に撮った写真だと思う。撮った場所は我が家のリビングルーム。ダイニングテーブルに向かって「杏仁豆腐」を食べているシーンを撮った。私は毎日座っている自分の席からレンズを向けた。距離は1m程である。娘は食べることに集中しているので写真を撮られているという意識が希薄である。もっとも、1年生のころは「撮られる」ことに対する抵抗があまりなかったのでわりと自然な表情を撮ることができた。最近は全くダメである。

私がこの写真を撮った動機は、娘の後から綺麗な光が差していたからである。こういう感じの「光」が好きなのである。残念ながら左半分奥には50インチのテレビとステレオスピーカーがあるため黒っぽく成っている。ここに明るい色の家具が置いてあればこの写真はもっと綺麗な写真になっている。写真は「背景」がもの凄く重要なのである。Distagon 1,4/35、久しぶりに使ってみようかな。でも、スナップじゃな(笑)。私は「人」が撮りたいのだ。

自宅で、「ああ綺麗な光だな」と思ってカメラを持ってきてさっさと撮った程度でもこういう柔らかくて美しい写真が撮れる。SONY α7Ⅲに最新の"Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA"を付けて、一面真っ白なハウススタジオで撮ったらどんなに綺麗な写真が撮れるだろう。魚住誠一さんのSONY α7系の作例写真はそういう情況で撮っているわけである。私もやってみたい(爆)。

「瞳認識AF」なんてなくても、マニュアルフォーカスのF1.4でも「睫」にピントを合わせられる。モデルが動かなければ(笑)。

SONY α7 + Carl Zeiss Distagon 1,4/35(Y/C)ISO100 F1.4 1/320 +0.33EV RAW 娘の右前下から少し光を返せば暗部ノイズが薄くなる

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こちらの方が「ハロっぽい」というイメージに近いかもしれない。いや単なる完全な逆光だ(爆)。こちらは2012年の12月27日13:52の撮影。どちらも太陽が低い位置に移動し始め光が弱くなり始めた斜光で撮っている。息子を撮った日の方が陽射しが強く、しかも完全な逆光となっている。この写真を撮った日、息子は熱を出して学校を休んでいた(笑)。6年前のことなので当時息子は2年生である。完全な逆光であるうえ絞り開放で撮っているので綺麗には写らない条件である。しかし、私はきっちり綺麗に写っている写真よりこういう「破綻」した写真が好きなので意図してこういう写真を撮る。子どもの写真を撮る際の7割ほどは純粋に記録を残す目的で撮っているが、残りの3割は「自分の好きな光」で撮って楽しんでいる。この背景のスピーカーがガンだよね(笑)。音は最高なんだけれど。

SONY α7 + Carl Zeiss Distagon 1,4/35(Y/C) ISO400 F1.4 +0.7EV AWB JPEG 

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by dialogue2017 | 2018-11-07 17:00 | 写真とカメラの話し | Comments(0)