久しぶりのJAZZ LIVE

"藤岡雅弘"カルテット。

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写真右下の男性が水谷充さん。

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昨晩は久しぶりにJAZZ LIVEを聴きに行った。吉祥寺の『SOMETIME』。1975年開店の店ですでに43年の歴史を持つ店。私が最初に行ったのは1980年ぐらいだったと思うのでもう38年も前のこと。昨日はアルトサックスプレイヤーの藤岡雅弘さんのカルテットが出演した。藤岡さんの演奏は若い頃に一度聴いていると思うが30年近く昔のことなのでハッキリした記憶が残っていない。近年写真家の水谷充さんが藤岡さんと親しい関係であることを知り、一度藤岡さんの演奏を聴きに行こうと思っていた。で、昨日のステージに行ってみようかと思って妻を誘ったのだが娘のクラスメイトが我が家に泊まりに来ているので家を出られないとのことであった。私は、東京を離れていたのでまたの機会にしようかと思ったのだが、水谷さんが出向くと知り私も足を運ぶことにした。

藤岡さんの演奏は素晴らしかった。2ステージ演奏が行われたのだ、スタンダードナンバーは2曲しかやらなかった。「スタンダードをやっている人は沢山いるのでそういうのは先達にお任せし、自分は他のジャンルの音楽とかを演奏している」という事であった。最初のステージの1曲目はエリック・クラプトンでおなじみの『CANGE THE WORLD』。こういうのをJAZZで聴いたことがなかったのでとても新鮮だった。2曲目3曲目は藤岡さんのオリジナル。そして4曲目がスティビー・ワンダーの『ROCKET LOVE』と言う曲で、これが最高に良かった。藤岡さんはアルトサックスプレイヤーであるが、ソプラノサックスがアルトに勝るとも劣らぬほど素晴らしかった。期待していた以上の演奏で最高だった。

ステージの合間は水谷充さんと談笑。実は、差しで飲んだのは昨晩が初めて。渡部さとるさんと三人で飲んだときには98%が写真とカメラの話になったが、昨晩はカメラや写真の話は1/3ぐらい。2/3は「子育て」の話とか、「音楽」の話とか、「中学生時代」の話など。彼とは気が合う部分や意見が一致することが多く話が弾んだ。なんと言っても、写真とカメラの話し以外の話を沢山出来るというのが私には嬉しかった。話題の1/3であった「写真とカメラ」の話にも当然面白い話があった。そして、アマチュアの写真愛好家にとって参考になると思う話もあったので、後日そういう話しも紹介したいと思う。

2ステージ目が終わるとほとんどの客はそそくさと帰る。ミュージシャンが荷物の片付けを終わった後、水谷さんが藤岡さんを紹介してくれた。二人は中学1年生の時の同級生で、ブラスバンド部の仲間同士だったとのこと。私はジャズを聴き始めたのは20歳過ぎで、20代30代にはかなりライブに通った。二人の叔父が大のジャズ好きで、日本の著名ジャズミュージシャン多数と交流があり、私は若い頃にジャズミュージシャンの方々と少なからず交流させいて頂いた経験がある。そういう事情があるので藤岡さんとは話が通じる話題がいくつもあった。ほとんどのミュージシャンには名の知られていないある銘アルトサックスプレイヤーの話をしたら、藤岡さんがその方をご存じで驚いた。

どんなジャンルであってもその世界の第一線で活躍している人と話をするのは面白い。私自身はJAZZについてもの凄く詳しいわけではないが、若い頃に著名ジャズミュージシャンの方々と親しくさせていただいた経験があったため藤岡さんともあれこれ話しが出来てとても楽しかった。ジャズミュージシャンと写真家だってジャンルが違っても第一線の人間同士だと話が通じる部分が沢山ある。どちらも「表現者」である点で同じであるし、妥協せず突き詰めて長年第一線で活躍してきた人間同士の間では、通じ合う部分があるのである。そういうお二人と会話ができてとても楽しい一晩であった。藤岡さんとは早速Facebookでやりとりをさせていただいた。

人間は不思議なモノでただ出会っただけでは深い交流に至らないことが少なくないが、間に共通の友人がいるとまるで古い友人と再会したかのような気持ちで交流を始められることが珍しくない。水谷充さんとの交流だって、間に渡部さとるさんがいたおかげで、初対面の時から互いに旧友と再会したような気分で話が出来た。もっとも、第一線のプロフェッショナルと「対等」に交流するためには、自分にそのジャンルについて一定以上の知識が無いと話にならない。私は、若い頃からどんなジャンルでも第一線のプロと交流させていただく機会に恵まれてきたので、私にはその経験が養ってくれたさまざまな「知識」がある。どんなジャンルでもプロと付き合うというのは楽しいものである。


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by dialogue2017 | 2018-10-22 21:30 | 音楽の話し | Comments(0)