実は花の写真はあまり好きでは無い

この写真がAPS-Cセンサーで撮った写真と違うところは、折り重なる緑色の表現の「深さ」にあると思う。

e0367501_12320469.jpg

「モノクロ変換は暇つぶしに良い」に「わざわざモノクロで撮ろうとは思われませんか」というコメントを頂いた。お返事にも書いたが、モノクロで撮りたいと思うときもある。ただ、この間何度も書いてきたが、いまは一年で一番「色彩美」が美しい季節なのでモノクロで撮りたいという気持ちにならないということである。とは言え、自宅の近隣にはレンズを向ける気になる光景などほとんど無く、撮るものと言ったら花ぐらい。花はとても好きなので花の写真はよく撮るが、「花の写真」が好きかと問われれれば、実は余り好きじゃ無い(笑)。

少し乱暴な意見だとは思うが、花の写真って、性能が高いカメラじゃ無いと撮っても面白くない。花という被写体は、デジタルカメラの撮像センサーのもつ"力”がもっともストレートに出る被写体のひとつだと思う。何が違うのかというと、撮像センサーの大きなカメラで撮った花の写真には「上品さ」がある。花ビラの「つややかさ」を写し撮るためには撮像センサーに相当の「ゆとり」がないとままならないと思う。もちろん、この話はかなり高いレベルでの話である。

私がこういう見方をしてしまう訳は、友人のフォトグラファーがFUJIFILM GFX50sで撮った花の写真の作品を見ているからである。彼の作品には、フルサイズセンサー以下の撮像センサーではなかなか出せない「上品さ」が出ている。もちろん、ライティングの巧さとかも関係していて、その時点でアマチュアの写真愛好家の花の写真とは一線を画しているのだけれど、決定的なのは撮像センサーのサイズだ。大きなセンサーの持つ「描写力」はちょっと違うのである。センサーの実力は、値段相応である。


[PR]
by dialogue2017 | 2018-05-19 12:30 | | Comments(0)