カメラは人間の眼が捉えない光を映し出してくれる

雨が降っていてどんよりした空だった。人間の眼ではあまり「光」を感じない天気だった。もちろん、空からは大量の光が降り注がれているのだが、完全にディフューズされたフラットな光であるため人間の眼は「光」を感じない。しかし、写真に撮ってみるとそこには「光」が写っている。そこが写真の面白いところだ。ほら、ピンクの花ビラにはこんなに沢山の光が注がれている。※写真下に本文あり。

FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF56mmF1.2 R ISO100 F1.2 1/3800 -0.67EV AWB 

e0367501_13072068.jpg

せっかくなのでXF56mm F1.2 Rでも何枚か撮ってみた。わざわざ大口径レンズを持ち出しているのだから絞り開放で何枚か撮ってみたが、すぐに諦めた。この日は風が吹いていたのだ。撮り始めたときには風が止んで花が止まってくれることがあったのでそのタイミングを狙って撮っていたのだが、このレンズで花を撮ろうと思ったときには風が吹き続けていて花が止まることが無かった。F1.2などになると静止しているモノを撮るときだって注意しないとピントがしっかり合わない。わずかでも風が吹いていたらどうにもならない。だから直ぐに撮るのを辞めた。

次に雨が降る機会までバラの花は咲いていてくれるだろうか? 雨が降ったらもう一度挑戦してみたいが、その日も風が吹いているかもしれない。良い写真を撮るためには「幸運」が必要だ。そして、幸運というモノはそんなに頻繁には訪れてくれない。だから、撮りたいときに良い花の写真を撮ろうと思ったら「幸運」を買うしか無い。そう、花屋さんに行って花を買ってくるのだ。買ってきた花なら好きなライトで撮れるから。


[PR]
by dialogue2017 | 2018-05-11 15:00 | | Comments(0)