横からライティングレフありだと

私はほとんど毎晩銭湯にサウナに入りに行く。いま、銭湯から帰ってきて2分ほどで3枚写真を撮った。昼間に撮った「横からライトを当てるとどうなるか?」と同じようなライティングで、ギターの前にレフ板を置いたらどういう風に写るかをMon's cafeさんに伝えるためである。配置は昼間と完全に同じでは無いが、概ね同じようなセッティングである。細かい解説を抜きにして、とりあえず写真をお見せする。今回は、ギターと蛍光灯スタンドの位置関係が分かるように、蛍光灯スタンドも画角に入れた写真を撮った。

実はうっかりしてAE(AVモード)で撮影してしまった。そのため「レフ無し」は1/58で2枚目の「レフあり」は1/100となってしまった。2枚目の方が約1段暗い露出である。もし、マニュアルで撮影していたら2枚目の写真はあと1段分明るくなると言うことである。本当は、こういう比較撮影はマニュアルで露出を同じにして撮るべきである。やり直してきても良いが、ビールを飲みたいのでこのままにしておく(笑)。これでも伝えたいことは伝わるから。

※日中撮った「横からライトを当てるとどうなるか?」、そして昨晩の「モノクロ写真を思うように撮る『鍵』は光を知っているかどうかにある」に掲載した写真同様、撮りっぱなしのファイルをリサイズしただけで掲載している。

三脚を使用せず手持ちで撮影しているので若干写っている範囲が違うが、ギターの位置と蛍光灯スタンドの位置は動かしていない。1枚目と2枚目の違いはギターの前に60cmの丸レフ(白)を置いたかどうかだけである。レフがあればギターは明るくなるので、AEで撮影すれば当然露出が下がる(1/58から1/100となった)。もし、2枚目の「レフあり」写真も1枚目と同じ1/58で撮影すれば、露光時間が約2倍になるのでもっと明るく写る。しかし、1枚目の半分の露光時間になってしまったのに、ギターはこれだけ明るく写った。レフ板1枚で写真はこれだけ変わるのである。だから、私はこの間「バウンス光」についての話を何度も書いたのである。

追記。ギターの表面板はレフを入れて明るくなったが、露光時間が半分になったため、背景のクローゼットのドアの明るさは2枚目の方が落ちている。写真を見るとライティングや露出についての情報が読み取れる。

【横からライティング】 ISO2000 F2.8 1/58 -1.67EV (絞り優先AE) JPEG

e0367501_23300859.jpg


【横からライティング+レフ板】 ISO2000 F2.8 1/100 -1.67EV (絞り優先AE) JPEG

e0367501_23305482.jpg

【上の写真を撮ったセッティング】 ISO2000 F2.8 1/100 -1.0EV (絞り優先AE) JPEG  上の写真より2/3段明るい露出で撮影

下の写真に写っているギターの位置とスタンドの位置は、一番上に掲載した1枚目の写真を撮影した時と同じ位置です。下の写真でギターが明るく写っている理由は、このセッティングをきちんと分かるように写そうと思って露出補正値を-1.0EVに上げたからです。上の2枚は昨晩写真を撮ったときと同じ-1.67EVの補正を掛けて撮影しています。

e0367501_23311974.jpg



[PR]
Commented by camellia-02 at 2018-04-17 09:39
お聞きしたいのですが、各ショットは 露出補正がされていますが、どの様な理由で 補正をされたのでしょうか。
Commented by dialogue2017 at 2018-04-17 11:51
> camellia-02さん
ほとんどのことは、googleで検索すれば簡単に分かります。
まずはご自分でお調べ下さい。
Commented by dialogue2017 at 2018-04-18 00:04
> camellia-02さん
半日過ぎましたので回答します(笑)。
実は、よく読んで頂くと文中に答えが「半分」はっきりと書いてあります。

2枚目の写真の下に次のように記しています。
「下の写真でギターが明るく写っている理由は、このセッティングをきちんと分かるように写そうと思って露出補正値を-1.0EVに上げたからです。」

ようするに、-1.67EVから-1.0EVに明るさを引き上げた理由は、撮影時の「セッティングがきちんと分かるように(明るく)写そうと思って」のことです。

と言うことは、-1.67EVはあまり明るく写らないようにするために掛けた補正だと言うことです。
どうして余り明るく写らないように撮影したかについても最初のエントリーの中で書いています。

一番最初のエントリー「モノクロ写真を上手に撮る鍵は…」の中に次のように書きました。

「『表面板を暗く表現したかった』というだけではMon's cafeさんがどういう雰囲気の写真を撮りたかったのかまでは分かりませんが、とりあえずとにかく表面板を暗く写してみました(笑)。」

はっきりと理由を書いています。「表面板を暗く写」すために-1.67EVの補正を掛けたと言うことです。
露出補正というのは、自分の意図する「明るさ」にするために行う操作です。

今のカメラのAEのアルゴリズムは非常に優秀ですので、
昔のカメラであれば露出補正を掛けていたようなシーンを撮影するときにも
補正を掛けず±0EVで撮影して良い結果になることが多くなりました。

しかし、カメラのAEは万能ではありません。
基本的には、夜撮っても昼間と同じように写真を明るく写す露出値を出してきます。
ですから、「暗い」表現をしたいときにはマイナス補正が不可欠となります。
反対に「明るい」表現にするためにはプラス補正が不可欠です。

黒いモノを黒く撮るためにはマイナス補正、
白い物を白く撮るためにはプラス補正が基本です。

先日、黒バックに黒いカメラを写した写真を掲載しました。
この写真です→ https://dialogus.exblog.jp/27199484/
これは「-3.0EV」もの補正を掛けています。
画角内が「真っ黒」だとそのくらいの補正が必要となります。
Commented by camellia-02 at 2018-04-18 10:57
実際の撮影時、AEでなく マニュアルで 補正を掛けずに ライティング調整で 明暗・陰影を 設定することは 無いのですか?
何故、AEで 撮ったのでしょうか?
Commented by dialogue2017 at 2018-04-18 16:04
> camellia-02さん

コメントありがとうございます。
とても良い質問を頂きましたので、エントリーを立てて回答させて頂きました。
https://dialogus.exblog.jp/27205437/

ありがとうございました。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。
by dialogue2017 | 2018-04-16 23:30 | 写真論 | Comments(5)