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昨年の3月末のある日、写真家の渡部さとるさんから「EOS 5D3は重いので、普段持ち歩くのに軽くて良く写るカメラを買おうと思っているんだけれど何がいい?」と相談された。私は迷うことなくFUJIFILM X-T20を勧めた。渡部さんはちょうど半月ほど前に発売されたばかりだったX-H1かX-T2を候補と考えているとのことだったので、「普段使いならX-T20で十分。X-T2もX-H1も大きいしたいしたメリットはない。絶対にX-T20にすべき。レンズは取りあえずXF18-55mm1本だけで十分。レンズキットで買うと安くなる。現時点でベストだと思う」と強く勧めた。

渡部さんは翌々日に新島に行く予定になっていて、現地で仕事の撮影が少しあるという。そういう事情もあったので「いまからヨドバシに買いに行く」と言い出した。彼はもう買う気満々だったのだけれど、私は引き留めた。「使ってみてあまり気に入らなかったと言う可能性があると思うよ。僕のを貸すから一度使ってみて気に入ったら買えばいいじゃない」と説得した。彼は「わかった。じゃあ貸して貰うよ」と納得した。で、私は翌日彼の自宅にX-T20を届けた。この時の話は渡部さんのブログにもちょこっと書かれている (『写真生活』)。渡部さんのブログに記されているように天候不良のため飛行機が欠航となり新島には行けなかった。しかし、その後しばらく彼はX-T20を使った。

半月ほどしてから渡部さんの自宅に遊びに行った。
私   「X-T20どうだった?」
渡部  「確かに良く写る。良いカメラだと思う」
私   「でも、あまり気に入らなかったんでしょう?」
渡部 「気に入らないというか、普段はiPhoneがあれば十分かなって思った。最近iPhoneばっかり。凄く良く写ると思う」
私  「確かに条件が良ければ良く写ると思うけれど、条件が悪いとね」
渡部  「それはそうだけれど、前に比べるとかなり良くなったよ」

と言うわけで彼は私の予想通りX-T20をあまり気に入らなかった。仕事ではEOS 5D3を使うし、作品はフィルムで撮る。普段スナップしたりすることがほとんど無い人だからデジカメの必要性そのものが彼にはあまりない。X-T20が気に入らなかったと言うより、彼には普段使いのデジカメそのものが不要だったのだと思う。でも、カメラ好きだから時々新しいカメラが欲しくなる。私は初めからそうだろうと思っていた(笑)。

1年前、私はiPhoneだけで良いなんて全く理解出来なかった。私はiPhoneのカメラは「メモ帳」代わりとしか考えていなかった。だから、何処に行くときも必ずX-T20を持って歩いた。しかし、2ヶ月程前から私は出掛ける際にもカメラを持ち歩かなくなった。iPhoneがあれば十分だと思うようになったのである。考えてみれば当たり前のことだけれど、スナップを止めてしまうとカメラを持ち歩く必要が無くなるのである。この2ヶ月間、写真はiPhoneでしか撮っていない。

下の写真はiPhone8で撮影した。私がiPhoneを好きじゃない理由はこのアスペクト比だな。

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# by dialogue2017 | 2019-07-17 15:30 | 写真とカメラの話し | Comments(0)

【7月17日の投稿】

上海と北京の漢民族の遺伝的な違いは、ヤマト人(日本人)と韓国人の遺伝的な違いのおよそ3倍ほどあるとのこと。


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# by dialogue2017 | 2019-07-17 13:45 | Facebook | Comments(0)

今日はどうも本を読む気にならない。読み始めても気持が入っていかない。そうなる理由ははっきりしている。読み始めた本があまり面白くないのだ。そういうときにはすぐに別の本に変えるのだが、そこまでして読みたいという気持がない。

昨年末、たいした考えも無しに「来年は1日1冊新書を読む」という目標を立てた。本当になんとなく立てた目標で、意気込みがあったわけではない。しかし、その目標に引きずられるようにして今日まで1日1冊ペースで読んできた。なんども書いた話であるが、私はコツコツと努力をすることができない。いや、「努力」そのものができない。ただし、何か新しいことを始めた時などには度を超してまでのめり込む。読書も毎日コツコツと読み重ねていくタイプではない。例えば、一月に30冊読むとしても、毎日1冊ずつと言う読み方ではなく、まったく読まない日が4〜5日ある代わりに1日に3〜4冊読んでしまう日もあるというようなパターンである。

とは言え、年単位で数えるとだいたい毎年250冊±30冊と言った感じでそれほど大きな上下はない。少ない年でも200冊を割り込むことはあまりないし、よく読んだという年でも300冊には届かない。しかし、数年に一度、集中的に読む年がある。そういう年には300冊を越えることがある。今年はすでに205冊読んでいるので300冊を超えることは間違い無いだろう。このあと8月以後は"分厚い”本を読むコトが増えると思うので、実数で400冊に届くことは無いと思うが、平均的なページ数の新書に換算すれば今年は間違い無く400冊を越えるだろう。先のことは分からないが、もし2〜3ヶ月熱中することがあれば新書換算で500冊相当まで伸びる可能性があると思う。

実は、私にしては「ありえない」ようなことが起こっている。「1日1冊新書を読む」という目標は、新書換算で今年いっぱいに365冊以上読むということである。本気でそれだけ読もうと思って立てた目標ではなかったのだが、解釈としてはそういうことである。年間365冊以上に到達すれば目標達成と言うことになるが、極端なケースとして1冊も本を読まない日が年間100日あったとしても、その余の265日で365冊読めば良いと言うことである。私の場合、年間365冊を達成するとしたら、そういうスタイルで達成する可能性が大きい。毎日必ず1冊読了していくというようなやり方は出来ない。ところが、流石に元旦からではないが、5月28日から昨日までの48日間は1日も欠かすことなく毎日1冊を読了するという読み方を続けて来た。そんなことが出来た理由は、5月5日以後一度も「茅野の家」に行かなかったこと、それ以外にも家族旅行をしなかったことがまず一番大きかった。その上、この48日間はあまりページ数の多い本を読まなかった。読んだ本のほとんどが200〜300ページの本だった。200ページであれば1日1冊読むのは楽だし、300ページでも何とかなる。しかし、いまの私には400ページを越える本を1日で読み切るというのは出来なくはないがかなりハードである。眼のコンディションが悪い上、体調が良くない日もあるからである。

毎日1冊読了するという状態が続くと、なんとなく途切れさせずに続けようと言う気になる。しかし、本当に読みたい本、とても面白い本というのはだいたい「大部」な本と相場が決まっている。しかし、いまの私には500ページを越えた本を1日で読み切るのは無理である。で、350ページを越えるような本を読むときは、2日か3日にわけて読んでいる。1日に100〜150ページずつくらい読むのである。そして、それとは別に200〜250ページ程度の本を1冊読んでいる。そうすると1日に1冊読了した上で、300ページ程度の本を3日に1冊のペースで読了できると言うことになる。3日で4冊のペースだと月に40冊ぐらいに成る。

しかし、こういう読み方は面白くない。本当に面白い本というのは一気に読み切ってしまいたいものである。だから、500ページぐらいの本だったら寝不足になってしまっても一気に読み切るというのが私の基本パターンであった。しかし、いまはそういうコトをすると翌日体調を崩す。で、1日1冊200〜250ページの本を読み、300ページ以上ある本は2〜3日にわけて読むという読み方をしている。

実は、昨晩遅い時間から『伊藤博文』(伊藤之雄)を読み始めた。文庫であるが651ページもある(巻末の索引などのページは除外して)。600ページ以上ある本はいままでにも沢山読んでいるが、文庫で600ページというのは初めての経験である。そんなことはともかく、面白い。伊藤之雄さんの"解釈”が素晴らしいと言うことは大きいが、伊藤博文の人生そのものが面白いのである。いや、「明治45年」の歴史そのものがとても面白いのだ。だから、大久保利通であれ、西郷隆盛であれ、山県有朋であれ、この時代の"指導者”たちの伝記は何れも面白い。しかし、なんだかんだ言って伊藤博文が一番興味深い。なんと言っても、近代日本を作ったのはこの男なのである(ああ、この本のサブタイトルは「近代日本を創った男」だった)。

昨晩は165ページまで読んだ。今日、その続きを読み始めればすんなりと読書に没頭できたのである。しかし、まずは日中から夜半に掛けて1冊読んでおこうと思って松本健一さんの『司馬遼太郎が発見した日本』を読み始めたのだけれど、私のスイートスポットから外れていた。面白くないと言うわけではないのだけれど、この本はやはり司馬遼太郎さんの『街道をゆく』を読んでいる人間じゃないと面白味が良く理解出来ないと思う。それはそうだ。サブタイトルは「『街道をゆく』を読み解く」なのだから。

さーて、どうしよう。別の本に切り替えるか、それとも力ずくで押し切ってしまうか。あるいは、これを気に「1日1冊読了する」という馬鹿馬鹿しいスタイルに終止符を打つか。こういうときの「特効薬」はサイエンスものである。サイエンスものだとだいたいすっと入っていけるから。


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# by dialogue2017 | 2019-07-16 17:30 | 読書についての話 | Comments(0)

【7月16日の投稿(5)】 ※2つの投稿をひとつにまとめた。

先ほど届いた「世界地図」、さっそく活躍。

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いままで、観光のために海外旅行に行きたいとはあまり思っていなかった。

しかし、古代史とか中世史などを読んでいると行ってみたくなるものだ。イスタンブールとか歴史の古い年を訪ねてみたい。


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# by dialogue2017 | 2019-07-16 14:00 | Facebook | Comments(0)

【7月16日の投稿(4)】

松本健一氏の著書が5冊纏めて届いた。これで氏の著書は17冊となった。手元にあった12冊の内8冊は読了済み。今日届いた5冊を含めた未読の9冊は今月中にすべて読もうと思う。

先週読んだ『遠望へのまなざし』は1章〜3章はそれほど面白くなかったけれど「4章 歴史的波頭に立って」はとても勉強になった。

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# by dialogue2017 | 2019-07-16 13:30 | Facebook | Comments(0)

【7月16日の投稿(3)】

もう数年前から「世界地図」を買おうと思いながらgoogle mapで済ませてきた。google mapの方が便利な点も少なくないから。しかし、やはり「紙」の世界地図があったほうが便利なので遅ればせながら購入した。

これは単なる世界地図ではなく、2/3ほどは「世界のデータ」が掲載されている。それが"売り"の世界地図。こういうものは最新版を購入すると高い。2019年版は1,728円する。しかし、2年落ちの2017年版は「4円」であった(送料込みで261円)。確かに「データ」の価値は最新版が圧倒的に高い。しかし、私の使用目的の90%は地図を見ることなので問題ない。


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# by dialogue2017 | 2019-07-16 13:00 | Facebook | Comments(0)

【7月16日の投稿(2)】

『図解 世界史』『図解 宗教史』に続いて『図解 日本史』を買った。まるで中学生になったような気分だ(笑)。

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# by dialogue2017 | 2019-07-16 12:30 | Facebook | Comments(0)

【7月16日の投稿(1)】

丸4年ほど「物置」となっていた書斎を半月ほど前に片付けた。この5年間は1日の大半をリビングで過ごしていたが、書斎を整理したあと、ここに「籠城」している。ほぼ終日籠もりっきり。必要がなければ家族とも接しない毎日を送っている。

5年前から眼のコンディションが悪いため、継続して本を読むことが出来ない。それでもまだ夜中はあるていど続けて読めるのだけれど、日中がなかなか思うように読めない。以前は熱中すると1日14時間ぐらい読んでしまうと言うこともあったが、いまは1日10時間に届く日は少ない。せいぜいのところ7〜8時間。

続けて読めないので1時間読んだら1時間休むというような読み方をしている。で、本を読んでいない時になにをしているかというと、文章を書いていることが多い。書くことは、眼のコンディションがあまり良くないときでも問題ない。

今日は珍しく"デスクワーク”をしている。と言っても、ただ写真の整理をしているだけであるが。本を読んでいるとき、ときどきiPhoneでページを写し撮っている。それが溜まったので整理している。

デスクトップパソコンがあるのにノートパソコンを使って作業。デスクトップPCは年賀状を作るときにしか使っていない。ようするに1年に1度だけ。

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# by dialogue2017 | 2019-07-16 10:30 | Facebook | Comments(0)

【5月31日の投稿(3)】

本日の1冊目読了。非常に面白かった。

著者の矢次一夫はかの大宅壮一が「昭和最大の怪物」と称したフィクサー。Wikipediaでその履歴を眺めればなるほど怪物としか言いようがない。

この本は対談集であるが、巻頭の二編は現職の「宮内庁式部官長」お二人から昭和天皇に関するエピソードを聞き出している。

3つ目がこの本の白眉。岸信介との対談を収めている。しかも、対談が行われたのは岸が現職の首相であった時で、主なる話題は東條英機内閣時代についてや巣鴨プリズン時代についてなので面白くなかろうはずがない。

矢次氏は戦前は「大政翼賛会」を操っていたとも言われる人物。同じくフィクサーと呼ばれた児玉誉士夫や小佐野賢治より幅広い人脈を持っていたそうである。戦後はまさに日本政界の黒幕として活躍した。Wikipediaでその活動を見ると驚かされる。まさに化け物。

そう言う人物の対談であるので、歴史家が書いた本には出てこないような「裏話」が出てくる。その辺りは実に面白い。

時々こう言う「裏面史」のようなものを読むことはとても重要だと感じた。優れた学者の書いた本からは多くを学ぶことができるが、スポイルされていがある。「歴史」は生身の人間が作るものであるからして、表には出せない話の部分に核心があったりするからである。いや、必ずそこに歴史を動かした大きな「真実」が孕まれている。

矢次氏の本は、先日『政変昭和史 戦時下の総理大臣たち』(上下巻)も買っているので楽しみである。学者の書いた分厚い本を読んで疲れた時の「箸休め」に最高である(笑)。

ベッタリと体制の奥深くに居ながらも、政治家でも官僚でも軍人でも財界人でもない「民間人」と言うポジションから語られる話にはこう言う立場にあった人間にしか語れない話がたくさんある。薄っぺらな歴史家の書いた本よりある意味での「深み」があると思う。

権力の中枢の裏を知っている人間の語る話は面白い。もちろん、とても話せない話がたくさんあるのであろうが?


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# by dialogue2017 | 2019-07-16 09:20 | Facebook | Comments(0)

【5月31日の投稿(2)】

ミルーノフ/ザイツェフ著『東京裁判』が届く。予想していたより大部であった。2段組み518ページ。

著者のスミルーノフは、ニュルンベルク裁判と極東国際軍事裁判でソ連側検察官を務め、のちに最高裁長官になった人物。

極東国際軍事裁判についてはたくさんの本が書かれているが、ソ連側検察官が書いた本があるとは知らなかった。部分的にプロパガンダ的な論述などもあるだろうが、日本人や米国人が書いたものとは異なる視点からの剔抉があるやも知れず楽しみな一冊である。

1980年刊の本なので「天」「地」「小口」には焼けがあるが表紙や中身は綺麗である。定価3500円の本が230円。

東京裁判に関しては、7月に何冊かまとめて読む予定。


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# by dialogue2017 | 2019-07-16 09:10 | Facebook | Comments(0)