マウントアダプター

F1.2でマニュアルフォーカスとなると、いまの私の眼ではピント面がよく見えない。レンジファインダーカメラの二重像合致方式は便利だと思った。X-T2でもデジタルスプリットイメージが使えるのだけれど、EVFだとあまり意味が無い。それにしても開放だと周辺減光が凄い。

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写真を撮りたいという気持ちが全くなくなってしまった。この間撮ったモノクロスナップを眺めていてほとほとウンザリしてしまったのである。たとえ憑き物に憑かれていたとは言え、こんな写真を撮りにわざわざ都心まで出掛けて行ったのかと思うと情けなくなった。そもそも私は、「すべてのスナップは陳腐である」と思っているのだから、大量にスナップ写真を撮ったりすれば"自家中毒”を起こすに決まっているのだ。

昨日、「モノクロ写真」ジャンルに登録されている方のブログを見ていたら、NOKTON 35mm F1.2で撮影されている写真があった。それを見て、自分もこのレンズを所有していることを思い出した。全く忘れていた。で昨晩、amazonでMマウント/Xマウント変換アダプターを発注したのであるが、それが昼過ぎに届いた。楽しみにしていたのに、ワクワク感が全くない(涙)。

送料・税込みで2,500円。1〜2万円出すと、ヘリコイド付きのアダプターがあるが、そんな高額なアダプターを買いたいとは思わない。2,500円ではあるが、見た目も作りもしっかりしている。些かもがたつかない。で、防湿庫の中からNOKTON35mm F1.2を持ってきてX-T20に装着したが、F1.2だとISO100でも露出オーバーになる。で、X-T2に付け替えた。X-T20は1/4000が最高速度であるが、X-T2は一段早い1/8000が切れる。両方を使っていて、X-T2の最大の利点はここだと思う。もっとも、1/8000を必要とすることなどほとんど無いが(年に数回か?)。

何も撮るものが無いので、キッチンの水切りにおかれているガラスのコップを撮った。-0.33EVの補正を掛けても1/8000で露出オーバー。仕方ないのでオーバーで撮った。F1.2でマニュアルフォーカスともなると、私の眼ではピント位置拡大を使ってもピント面がよく見えない。まあ、F1.2で撮ることなど無いから困ることも無いのだが。そう、F1.2で撮ることなんかないからこのレンズを使うことが無いのである。なんで買ったんだろう(笑)。

X-T2とX-T20は純正のXFレンズだけで使うことを考えて買った。わざわざマニュアルフォーカスで撮るのは面倒であるし、焦点距離が1.5に成るということにどうしても心理的抵抗感がある。だから、古いZaissのレンズはα7で使うことにしていて、X-T2・X-T20で使うつもりは無かった。でも、2,500円なら遊び用として買っても良いと思った。

私がマウントアダプターを購入するときというのは、写真を撮る気が無くなっているときである。マウントアダプターを使えば、古いレンズでも新しいレンズを買った時のような気分になるから(笑)。さて、今日も5km歩かなければならないので、NOKTONを付けたX-T2を持って行くとするか。最近は、写真を撮りながら歩くより、iPhoneで音楽を歩きながら歩く方が断然心地よいのだけれど、せっかく買ったマウントアダプターだしね。いや、カメラ無しで歩いた方が快適だな。




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by dialogue2017 | 2017-11-02 14:30 | モノクロ | Comments(0)